令和５年度 第２回富山中央警察署協議会開催結果

開催日時

　　令和５年10月26日（木曜日）午後１時30分から午後３時までの間

開催場所

　　富山中央警察署　7階　訓受室

出席者

• 委員　11名
• 警察　署長以下８名

会議次第

• 前回答申に対する業務への反映状況
• 業務報告（令和５年６～９月までの業務推進結果等）
• 諮問「特殊詐欺等の手口と対策」

主な質疑応答

　【警察】

　　前回（令和５年度第１回）の警察署協議会の諮問事項「自転車利用者への安全対策」について、委員から「高校

　生を中心としたヘルメット着用率向上に向けた啓発活動の推進」と「自転車利用者に対する交通指導・安全教育の

　充実」の答申をいただき、これを受けて当署では、

　・　高校における自転車交通安全教室の開催

　・　スタントマンによる交通事故を実演した啓発動画の活用

　・　各高校のサイクル安全リーダーと連携したヘルメット普及活動の推進

　・　県議会を通じて、ヘルメット着用の重要性の呼び掛け

　などを行い、ヘルメット着用の重要性を訴えました。

　　さらに、自転車利用者に対しては、

　・　交通安全教室等において自転車利用時のルール説明と反射材の配布

　・　街頭活動時に、自転車の無灯火、二人乗り等の交通違反行為者に対する指導

　などを行いました。

　　今後も安全な交通環境の構築に向け、自転車利用者に対するルール遵守に向けた活動を継続的に実施していきま

　す。

 

　【警察】

　　特殊詐欺対策の実効性を高めるため、どのように推進していくべきでしょうか。

　【委員】

　・　町内で開催される会合で特殊詐欺に関する講習を開催し、その手口や対策について周知していただきたい。

　・　還付金詐欺では、携帯電話で指示を受けながらＡＴＭを操作して振り込む被害が多いと思われる。「ＡＴＭで

　　は携帯電話の使用禁止」ということを、もっと大々的に訴えた方がよい。　　

　・　「＃９１１０」や「詐欺相談メール」の周知が足りないと思うので、もっとＰＲした方がよい。

　・ 　特殊詐欺被害に遭った時の心理状態を広報して、被害に遭わないように注意喚起してはいかがか。

　・　 特殊詐欺の受け子で捕まるとどのような罪になり、どれくらいの刑を受けるのか、ということについても広

　　報すると、加害者はもとより、犯罪に加担する者を生まない世の中になるのではないか。