更新日:2026年10月7日
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富山県内の高山は、例年10月に入るといつ降雪があってもおかしくない時季になります。また、たとえ降雪がなくても、標高約2450mの室堂平では朝晩の気温が10℃を切ることも多く、冷え込みが厳しくなってきます。日没が早くなり、低山でも夕方には急に暗くなって気温が下がりやすくなるとともに、高所では11月には早くもスキーシーズンが始まる季節です。天気予報や山の状況を確認し、早めの行動を心がけ、ルートによっては雪山になることも念頭に装備を整えて、安易に入山することのないようお願いします。
また、富山県内では登山者のツキノワグマによる人身被害も出ており(9月24日発生)、市街地でも目撃が相次いでいます。特に山岳地帯は熊の生息地であることを念頭に行動を検討してください。
「富山県警察山岳警備隊"X(エックス)"」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)や富山県警察アプリ「とやまポリス」(別ウィンドウで開きます)に登山道情報や熊の目撃情報などを掲載することもありますのでご活用ください。
秋山では、他のシーズンと比較してスリップ、つまずき、浮石等による転倒、滑落事故が多く発生しています。
その背景には疲労が潜んでいる場合もあるので、体力に見合った計画を立てるとともに、体調と相談しながら無理な登山は控えましょう。
また、秋は日没が早くなります。
「暗くなる前に下山しなければ」という焦りから足元への注意がおろそかになりやすく、事故につながる場合もあります。早めに出発し、余裕をもって行動できるような登山計画をたてましょう。
疲労によって行動不能となると、怪我をしていなくても気温低下等によるさらなる体力消耗や低体温症によって、最悪の場合死亡事故に発展する可能性も十分にあります。
背伸びをしすぎず、実力に見合った登山をするとともに、防寒着やヘッドランプ、十分な行動食・水分、ツェルトなどいざというときをイメージした装備を携行しましょう。
登山届(紙、アプリ等)を提出するようにしましょう。親しい人への行き先を書いたメモでも結構です。いざ行方不明となったときに発見される確率を上げることができます。
山菜採りのためであっても必ず携帯電話等の通信機器を携帯し、行き場所を家族等へ連絡しておいてください。
例年この時期には山菜採りからの遭難が発生しています。
疲労や道迷いも悪天候が背景にあれば気象遭難と捉えることができますが、特に10月以降の高山では降雪に対応できる装備がなくて凍傷や低体温症になったり、吹雪による行動不能、降雪量によっては雪崩の危険もあります。
自身の計画している山の標高や天気予報を確認し、どのような危険があって、その危険に対してどのような対策ができるか考えましょう。対策が十分にできないと考えれば計画を変更することも大事です。
特に積雪が予想される場合は冬山用の靴やウェアを着用し、それらの装備を着用していない場合でルート上に雪が出てきたときは必ず引き返しましょう。
多くの山小屋が小屋閉めをする季節です。
山行前に必ず予定ルート周辺の山小屋が利用できるかどうか確認しましょう。
室堂平から雄山、大汝山方面(10月2日撮影)

浄土山から雄山方面(10月2日撮影)

黒部平から雄山方面(9月24日撮影)

剱沢キャンプ場付近から剱岳方面(10月2日撮影)

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