更新日:2024年4月15日
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立山・剱岳方面の積雪量は、4月15日時点で
室堂(標高2450m) 約740cm
黒部平(標高1828m) 約320cm
立山駅(標高475m) 0cm(所々に残雪は有り)
となっています。実際には地形や気象条件等の影響により積雪量は場所により大きな差が生じます。積雪量は、目安として標高約1500m以上においては平年並みですが、標高の低い場所では融雪が早く進んでいます。
室堂のような標高の高い場所においては、春山シーズンでも気象条件により降雪の可能性がありますので、入山前に天気予報を確認すると共に、急な天候悪化に対応できる装備を携行してください。
・登山届受理システム「コンパス」を活用するなどして登山届を提出しましょう。
・山菜取り等の登山以外の入山であっても登山届の提出、又は家族や友人に行き先を知らせましょう。
・万が一のビバークに備えて雨具、防寒具、携帯電話、モバイルバッテリー、予備の食料・燃料・小型ストーブ、ツエ
ルト等を携行しましょう。
・入山前に装備は必ず確認しましょう、特に山行中の登山靴のトラブル報告が多いので入念に確認してください。
・体調不良の方は登山を中止しましょう。
・天候の急変に注意し、行動中も天気予報を確認しましょう。
・視界不良時の行動は慎み、GPS機器、GPSアプリ、地形図とコンパスを有効活用しましょう。
・降雪後の斜面では特に雪崩に警戒しましょう。
・道迷い、怪我等対処できないトラブルが発生した際は110番通報等で救助要請しましょう。
積雪場所における転落・滑落を防止するため、ピッケルやアイゼン等を活用しましょう。
気象の変化が大きく、一日を通して寒暖差に幅がある時期ですので行動管理と装備の適切な使用に努めましょう。
遭難の発生は、下山時が多くなっていますので、気を抜かず慎重に行動しましょう。
滑走コースの積雪状況や装備を入念に計画しましょう。
御山谷や立山川等標高差の大きい沢の滑走時には、例年より標高が低い場所の融雪が早いことに注意しましょう。
スピードの出しすぎによる転倒、滑落に注意しましょう。
危険な場所には立ち入らないようにしましょう。
雪崩に巻き込まれない、雪崩を安易に発生させないように状況を観察しながら行動しましょう。
滑落の危険性のある急斜面には入らないようにしましょう。
道迷いに気付いた際は、むやみに歩き回らず110番通報しましょう。
鈴やラジオ、熊スプレー等を携行し、熊の出没に注意しましょう。
登山道上に残雪が残っている可能性がありますので対応できる装備を携行しましょう。
登山目的以外でも行き先を家族や友人に知らせておきましょう。
公式SNS「富山県警察山岳警備隊”X(エックス)”」では、よりリアルタイムな山岳情報を随時更新していますので、興味のある方は、検索してご視聴ください!
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