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更新日:2024年7月10日

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週間犯罪情報

富山県内で発生している犯罪や詐欺被害、不審電話等の最新情報等を紹介します。

多く発生している犯罪や犯人の手口を知って被害を防ぎましょう!

犯罪情報(7月1日~7月7日)

特殊詐欺等

架空料金請求詐欺被害の発生!

携帯電話に「+1」から始まる電話番号から電話があり、「緊急の要件があります」といった自動ガイダンスが流れ、音声に従って、携帯電話を操作すると、NTTファイナンスの職員を名乗る男と通話になり、「チェックという会社の月額使用料金が1年1か月分未納となっており、遅延料や手数料、弁護士代も発生し29万円を請求されている。訴状が自宅と会社に届くが29万円を支払えば訴状を取り下げることができる。この件は金融事故なので、支払った金額は国から返金される。電子決済で支払う方法がある」などと言われ、男から、家電量販店で電子マネーカードを購入し、そのコードを教えるように指示され、市内の家電量販店で30万円分の電子マネーカードを購入し、男にコードを教えた。同日、携帯電話に「050」から始まる電話番号から電話があり、内閣府個人情報保護委員会の職員を名乗る男から「アリスとミネルバという会社にも未納があることが分かった。同じように電子決済ができるので50万円分の電子マネーカードを買ってください」などと言われ、市内の家電量販店で50万円分の電子マネーカードを購入し、男にコードを教えた。その後、インターネットで検索したところ、今回と同じようなNTTファイナンスを名乗る詐欺の手口が書かれており、詐欺だと気が付いた。

一方的に「携帯電話料金が未納」等と電話をかけてきて電子マネーカードで支払いを求めるのは、特殊詐欺の手口です。

不審な電話があった場合は、一人で悩まず、家族や警察(警察相談専用番号♯9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

犯罪情報(6月24日~6月30日)

特殊詐欺等

警察官をかたるオレオレ詐欺被害が発生!

携帯電話に、京都府警の警察官をかたる男から「逮捕した男の部屋からあなた名義のキャッシュカードが発見された。あなた名義の口座に300万円が入金されている。あなたが犯罪に関わっていないか確認したい。捜査は秘密なので誰にも言ってはいけない。LINEで連絡するので登録してほしい。」などと言われ、指示に従い、通信アプリ「LINE」の「特別対策本部08」というアカウントを登録した。男からテレビ電話を通じて警察手帳のようなものを見せられながら、「近くのコンビニエンスストアに移動してほしい。あなたが持っているお金が資金洗浄に使われていないか確認したい」などと言われ、コンビニエンスストアに設置のATMで口座残高を確認し、男に伝えた。さらに、男から、「あなたの口座にある50万円が犯人から送金されたものかどうか確認したい。上司はあなたを逮捕する準備を進めている。私としては、あなたが犯罪に加担しているとは思えないので、上司を引き留める」などと言われた。

その後、男の上司を名乗る者から「ATMのある場所に移動してほしい。到着したら振込先の口座情報を伝えるので50万円振り込んでほしい」と告げられ、市内の商業施設のATMから指定された口座に50万円を振り込んだところ、「異状がなければ返金する。明日の午前9時頃に連絡する」と言われたものの、約束の時間になっても電話がなく、返金もないことから、詐欺だと気が付いた。

警察官が、電話で預貯金通帳等の個人情報を聞くことや、事件捜査名目で振込を依頼することはありません。

不審な電話があった場合は、一人で悩まず、家族や警察(110番、警察相談専用番号♯9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

 

犯罪発生週報(6月17日~6月23日)

特殊詐欺等

税務署職員等をかたる還付金詐欺被害が発生!

自宅の固定電話に税務署の職員をかたる男から電話があり、「税金の超過が3万7,485円ある。ATMで受け取ってもらえるか。受け取るためには生年月日と今から言う書類番号が必要である」などと、2種類の番号を伝えられ、さらに「今後の手続きは、金融機関の職員が対応するため、電話があれば対応してほしい」などと言われた。

数分後、金融機関の職員をかたる女から電話があり、「本人確認するため生年月日と書類番号を教えてほしい」と言われたことから伝えたところ、「本人確認ができたため税金超過分を返す。時間がないので、急いでATMへ行ってほしい。着いたら、今から言う番号に電話してほしい」などと告げられた。

金融機関に向かい、女から言われた電話番号に携帯電話で連絡し、女の指示に従いATMを操作したところ、「手続きがうまくいかなかった。もう一度操作をお願いします」と言われ、再び指示に従いATMを操作したが、ATM画面にエラーが表示された。

その後、自身の口座を確認したところ、他人名義の口座に99万137円を振り込んでいたため、詐欺の被害に遭ったことに気が付いた。

官公庁の職員等を名乗り、「ATMで還付金が受け取れる」、「今日中に手続きが必要」などと慌てさせ、ATMに向かわせるのは、特殊詐欺の手口です。
還付金等がATMで返金されることはありませんし、金融機関等が携帯電話で通話しながらATMで手続きさせることもありません。
不審な電話があった場合は、一人で悩まず、警察(110番又は警察相談専用番号♯9110番)へ相談してください。

SNS型投資詐欺被害が発生!

携帯電話のSNSに表示された、「実業家が無料の投資講習会を開催する」という内容の広告をタップしたところ、「株式習得セミナー」というLINEグループの参加申請画面になり、参加登録した。

その後、同グループ内で先生と呼ばれる者から、投資に関し、「テクニカル分析を通じて最も正確な取引指示をして利益を得られます。誰もが満足できる収穫を得ることができます」などとメッセージが届き、FX取引を勧められた。

取引を行うため、料金取引所カスタマーサービスマネージャーを名乗る者から、FX投資用と紹介されたアプリをダウンロードし、指定された口座に現金を振り込んだ。

アプリ上では数百万円の利益が出ているように表示されていたものの、先生と呼ばれる者から、保険解約や金融機関からの借り入れで運用資金を追加するようしつこく迫られたことで不審に思い、警察に相談し詐欺だと気が付いた。

うまい儲け話には乗らない。SNS等で投資話を持ち掛け、高配当等をうたい、指示した口座に現金を振り込ませるのは詐欺の手口です。
SNS上でお金を請求されたら一人で悩まず、家族や警察(110番、警察相談専用番号#9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

犯罪発生週報(6月10日~6月16日)

特殊詐欺等

年金事務所等をかたる199万円還付金詐欺被害が発生!

自宅の固定電話に、年金事務所の職員を名乗る男から電話があり「以前、還付金の案内を送ったが返信がなかった」、「本来の締切は5月15日だが本日特別に手続きができます」、「還付金は28,300円です」などと言われた。その後、金融機関の職員を名乗る男から電話があり、「通帳とキャッシュカードを持って金融機関に向かってください。連絡を取るため携帯電話番号を教えてください」と言われ、携帯電話番号を教えて金融機関へ行き、同男からかかってきた電話で指示に従い、ATMを操作した。帰宅したところ、同男から再び電話があり、「先ほどの手続きがうまくいかなかった。再度手続きをしてほしい。別の金融機関のキャッシュカードを使って欲しい」と言われ、再度金融機関へ向かい、同男からの電話で指示に従い、ATMを操作した。帰宅後、家族に相談して、詐欺に気付いたもの。

年金事務所等を名乗り「還付金がある」「本日中なら銀行振込で対応できる」などと言い、携帯電話で話しながら金融機関やコンビニ等のATMで手続きをさせようとするのは、特殊詐欺の手口です。

還付金等がATMで返金されることはありませんし、金融機関等が携帯電話で通話しながらATMで手続きさせることもありません。

不審な電話があった場合は、一人で悩まず、家族や警察(110番、警察相談専用番号♯9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

2,200万円の架空料金請求詐欺被害が発生!

NTTの職員を名乗る男から携帯電話に電話があり「携帯電話料金が未払いなので、電子マネーカードを購入して送金してほしい」と告げられたことから、市内のコンビニエンスストアで20万円分の電子マネーカードを購入し、カード番号を男に教えた。後日、「サイバーセキュリティのチバ」を名乗る男から、携帯電話に電話があり「あなたの家のネット回線がウイルスに感染しており、周囲の家にも感染する可能性がある。北海道と愛知県の裁判所に50万円ずつ振り込まなければならない」と言われ、複数回にわたり、計100万円分の電子マネーカードを家電量販店やコンビニエンスストアで購入し、カードの番号を男に教えた。さらに後日、アンケート会社を名乗る男等から携帯電話に電話があり、預貯金額を伝えたところ、「お金が悪用されないように預かる」と告げられ、金融機関のATMから複数回にわたり、指定された口座に現金計1,900万円を相手が指定した口座へ振り込んだ。その後、不審な振込みを認めた金融機関から親族に連絡が入ったことで詐欺に気付いたもの。

一方的に「携帯電話料金が未納」等と電話をかけてきて電子マネーカードで支払いを求めるのは特殊詐欺の手口です。

電話のやり取りだけで顔が見えない相手の話を信じ、見ず知らずの個人名義や実態がよく分からない法人名義の口座にお金を振り込まないでください。

不審な電話があった場合は、一人で悩まず、家族や警察(110番、警察相談専用番号♯9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

パソコントラブル解決名目の架空料金請求詐欺被害が発生!

自宅のパソコンで動画を閲覧していたところ、突然、画面上に、「パソコンが故障した」等と表示されたため、連絡先として表示されていた「0101」から始まる番号に電話したところ、片言の日本語を話す男から「あなたのパソコンがハッカーに乗っ取られて悪用されている。解除するためには今から言うとおりにしてほしい。近くのコンビニで電子マネーカードを買ってほしい。コンビニで何か聞かれたら、子供のゲームのために買うと言ってほしい。電話はつないだままにしておいてほしい」などと告げられた。男の指示に従い、コンビニエンスストアで5万円分の電子マネーカードを購入し、自宅のパソコンでカードのシリアル番号を入力したが、男から「入力した番号に間違いがある。また、カードを買ってきてください」などと告げられた。再度、電子マネーカードを購入しようとコンビニエンスストアに行ったところ、店員から「さっきも来られましたね、警察に言ったほうがいいですよ」などと助言され、詐欺に気付いたもの。

パソコン画面に「ウイルス感染」等とポップアップ表示で警告し、電話でサポート費用等を請求してくるのは特殊詐欺の手口です。

パソコン画面にウイルス感染等と表示された場合は、一旦インターネットを切断し、家族や警察(110番、警察相談専用番号#9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

犯罪発生週報(6月3日~6月9日)

特殊詐欺等

定額減税に便乗した還付金詐欺被害が発生!

自宅の固定電話に税務署の職員を名乗る男から電話があり「定額減税の書類が届いていません」、「再度書類を送付する。もう1件お知らせがあり、納税超過分が見つかったので3万7,485円を返金する」、「付近の金融機関に行ってもらう必要がある。金融機関から電話がある」などと伝えてきた。その後、金融機関の職員を名乗る男から電話があり、「還付金の件は午後6時30分まで対応できる。キャッシュカードと通帳を持参してATMに行ってほしい」などと指示を受け、最寄りの金融機関に行き、携帯電話で男に言われた番号に電話をし、指示に従いながらATMを操作した。すると男から、「エラーとなっている可能性がある。他行のキャッシュカードはないか」と言われ、再び指示に従いながらATMを操作した。帰宅後、家族に相談したところ、見知らぬ口座に振り込みをしていたことから、詐欺だと気が付いた。

官公庁や金融機関等の職員を名乗り「ATMで還付金の手続きができる」などと言い、ATMで手続きをさせるのは、特殊詐欺の手口です。

還付金等がATMで返金されることはありませんし、金融機関等が携帯電話で通話しながらATMで手続きをさせることもありません。

不審な電話があった場合は、一人で悩まず、警察(110番又は警察相談専用番号♯9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

新紙幣発行に伴う特殊詐欺の新たな手口が懸念されます、ご注意ください!

来月から新紙幣が発行されます。新紙幣発行に伴い、新たな特殊詐欺の手口が懸念されます。

例えば「新紙幣に切り替わると、お手元の旧紙幣は使えなくなります。今なら係の者が交換に伺います」といったような手口にご注意ください!

「私は絶対にだまされない」と思った人ほどご注意ください!

 

犯罪発生週報(5月27日~6月2日)

特殊詐欺等

孫をかたるオレオレ詐欺で90万円の被害!

自宅の固定電話に、孫をかたる男から「携帯電話や取引先に渡す200万円が入った鞄を失くしてしまった」、「お金は上司等が集めてくれている。おばあちゃんもお金をできるだけ用意して」などと電話があった。そして、再度、孫をかたる男から電話があり「お金を持ってきてほしい」と言われ、その後、孫の上司マツダを名乗る男から電話があり「私の息子のアキラがお金を取りに行くので渡してほしい」などと指示を受け、富山市内の指定された駅付近の路上で「アキラ」を名乗る男に、現金90万円とキャッシュカード2枚を手渡した。その後、孫に連絡して確認したところ、詐欺被害に気が付いた。

息子や孫等をかたって電話をかけ、トラブルが発生したことを装い、現金を用意させようとしたり、キャッシュカードを預けるよう要求するのは、特殊詐欺の手口です。

電話の声だけで見破るのは困難ですので、本人が以前から使用している電話番号にかけ直して確認するなどして、注意してください。

特殊詐欺の被害に遭わないよう、家族で事前に話し合って、電話での呼び掛け方や合言葉、電話でお金の貸し借りの話はしないこと等を約束しておくなど、犯行グループからの嘘の電話に備えてください。

電話でお金の話が出たら、一人で悩まず、一旦電話を切り、家族や警察(110番、警察相談専用番号♯9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

税務署職員等をかたる還付金詐欺で49万円の被害!

自宅の固定電話に税務署の職員を名乗る男から電話があり「納税超過分の払戻金が3万6,752円ある」、「今日中に手続きすればまだ間に合う」、「金融機関から電話がある」などと告げられた。その後、金融機関の職員を名乗る男から電話があり、「すぐに金融機関に行って手続きをしてください」、「コールセンターから電話があります」などと指示を受け、最寄りの金融機関に行き、コールセンターを名乗る男からの電話での指示に従い、ATMを操作した。その後、取引の明細を確認したところ、見知らぬ口座に振込みをしていたことから詐欺に気が付いた。

官公庁や金融機関等の職員を名乗り「ATMで還付金の手続きができる」などと言い、ATMで手続きをさせるのは、特殊詐欺の手口です。

還付金等がATMで返ってくることはありませんし、金融機関等が携帯電話で通話しながらATMで手続きをさせることもありません。

PCトラブル解決名目の40万円の架空料金請求詐欺被害!

自宅でパソコンを使用中、突然、警告音とともに画面に「セキュリティソフトが入っていないのでパソコンを操作できません」などと表示されたため、連絡先として表示されていた「010」から始まる番号に電話したところ、片言の日本語を話す男から「パソコンを復旧させるにはセキュリティソフトが必要で、ソフトを購入するには5万円分の電子マネーが必要である」などと言われた。男の指示に従い、最寄りのコンビニエンスストアで5万円分の電子マネーを購入し、パソコンの画面に電子マネーの番号を入力したが、男から「エラーで番号が使えない」「新たに10万円分の電子マネーを用意して番号を教えてほしい」などと告げられた。別のコンビニエンスストアで10万円分の電子マネーを購入して番号を伝えると「またエラーになっている」「セキュリティがブロックされ、解除するために10万円必要だ」などと言われ、別のコンビニエンスストアで更に10万円分の電子マネーを購入して番号を伝えた。その後、男から「1枚は有効だが1枚は無効になっている」「15万円分の電子マネーが必要だ」などと言われ、別のコンビニエンスストアで15万円分の電子マネーを購入して番号を伝えると「このカードも無効である」「次は20万円が必要だ」と言われたことから、警察に相談し、詐欺に気が付いた。

パソコン画面にウイルス感染等とポップアップ表示による警告があり、電話でサポート費用等を請求してくるのは特殊詐欺の手口です。

パソコン画面にウイルス感染等と表示された場合は、一旦、インターネットを切断し、家族や警察(110番、警察相談専用番号♯9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

トラブル解決金名目の2,240万円の架空料金請求詐欺被害!

自宅の固定電話に、電機メーカー社員の「ヨシダ」を名乗る男から電話があり「富山県で事業をするのに協力してほしい」、「他社にある、あなたの番号(詳細不明)が必要となる。この後、他社から電話があるのであなたの番号を聞き出してほしい」などと告げられた。後日、別の電機メーカー社員の「ウエノ」を名乗る男から電話がかかってきたので、番号を聞き出そうとしたところ、「ウエノ」から「なぜ番号を知りたいのですか」、「番号を人に貸すのは罪になります」と告げられた。翌日「ヨシダ」から電話があり「あなたのせいで他社とトラブルになった。弁護士を入れて話し合いをする」などと告げられた。その後、「ヨシダ」、「ウエノ」から「あなたは、弁護士への供託金を支払わなければなりません。払ったお金は後日戻ってくる」などと告げられたことから、相手の指示に従って現金を用意し、自宅を訪ねてきた男に、複数回にわたり現金計2,240万円を手渡した。後から返金されると言われていたが、自身の口座にお金が振り込まれないことから、詐欺の被害にあっていることに気が付いた。

「弁護士費用を払え」などと言って、トラブル解決金名目にお金を振り込ませようとするのは、特殊詐欺の手口です。

不審な電話があった場合は、一人で悩まず、家族や警察(110番、警察相談専用番号♯9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

755万円のSNS型投資詐欺被害が発生!

3月上旬、SNSに表示された、「為替取引で儲かる」という内容の広告に興味を持ち、投資のノウハウを伝授するという男が開設している通信アプリ「LINE」に友達登録し、連絡を取り始めた。その後、「オンライン投資セミナー」などと称するLINEグループに招待され、同グループ内で繰り広げられた儲け話を見て、為替取引をすることに決め、「先物取引所顧客サポート」を名乗る男に為替取引口座の開設を依頼した。男から指示された為替取引のためのアプリをスマートフォンにインストールし、指定された口座に取引資金として、複数回にわたり、現金計155万円を振り込んだ。さらに、Aさんはアプリ上で、600万円を借りて為替取引を行った後、その「返済金」として指定された口座に600万円を振り込んだ。アプリでは利益が出ているように表示され、為替取引口座の残高も増えていたが、出金できず連絡したところ、男から「保有するドルの20パーセントを認証金として支払わなければ出金できない」などと指示されたことで、詐欺にあっていると気が付いた。

うまい儲け話には乗らない。SNS等で投資話を持ち掛け、高配当等をうたい、指示した口座に現金を振り込ませるのは詐欺の手口です。

SNS上でお金を請求されたら一人で悩まず、家族や警察(110番、警察相談専用番号#9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

SNS型ロマンス詐欺被害!

SNSのアカウントをフォローするドナルドという外国人男性を称する者からメッセージが届くようになった。その後、通信アプリ「LINE」で毎日のようにやり取りするようになり、ドナルドに親近感を抱くようになった。そうしたところ、ドナルドからLINEで、「娘が入院して緊急に治療が必要になった」、「1,000ドル貸してほしい。2倍にして返す」というメッセージとともに、病室のベッドで寝ている子供の写真が送信されてきたため、ドナルドの娘が入院してお金が必要になったのだと信用し、日本円に換算した15万5,000円を指定された口座に振り込んだ。その後、ドナルドが、「娘が重病だと言われた」、「死を避けるため、できるだけ早く治療を始める必要がある」、「3,200ドルを貸してほしい」などとメッセージを送信してきたため、再び信用し、日本円に換算した50万円を指定された口座に振り込んだ。その後もドナルドからお金を要求されたため、不審に思い、知人に相談して詐欺だと気が付いた。

うまい儲け話には乗らない。SNSやマッチングアプリ等を通じて知り合った者から、金銭を要求されて現金を振り込ませるという手口の詐欺があるので、SNS等だけでやり取りしている顔が見えない相手の話しを安易に信じない。

税務署職員等をかたる特殊詐欺(還付金詐欺)被害!

Aさん宅の固定電話に税務署の職員を名乗る男から電話があり、「定額減税の書類が届いていない」「再度書類を送付する。もう1件お知らせがあり、納税超過分が見つかったので3万7,485円を返金する」「付近の金融機関に行ってもらう必要がある。金融機関から電話がある」などと伝えてきた。

その後、金融機関の職員を名乗る男から電話があり、「還付金の件は午後6時30分まで対応できる。キャッシュカードと通帳を持参してATMに行ってほしい」などと指示を受け、Aさんは最寄りの金融機関に行き、携帯電話で男に言われた番号に電話をし、指示に従いながらATMを操作した。

すると男から、「エラーとなっている可能性がある。他行のキャッシュカードはないか」と言われ、Aさんは再び指示に従いながらATMを操作した。

Aさんが帰宅後、家族に相談したところ、見知らぬ口座に振り込みをしていたことから、詐欺に気が付いた。

官公庁や金融機関等の職員を名乗り「ATMで還付金の手続きができる」などと言い、ATMで手続きをさせるのは、特殊詐欺の手口です。

還付金等がATMで返金されることはありませんし、金融機関等が携帯電話で通話しながらATMで手続きをさせることもありません。

犯罪発生週報(5月20日~5月26日)

特殊詐欺等

1,250万円のSNS型ロマンス詐欺被害!

SNSで知り合った女と、共通の趣味をきっかけに連絡を取り合うようになり、その後、通信アプリ「LINE」でのやりとりをしていく中で、女から親近感を抱かせるようなメッセージが送られるとともに「私は叔母から暗号資産を教えてもらった」、「叔母に暗号資産の取引データを提供してもらうことで安定した収益を得ることができる」、「短期投資であればいつでもお金を引き出すことができる」などと投資話を持ち掛けられた。女に勧められ暗号資産を購入して、暗号資産取引サイトを称するサイトに登録し、複数回にわたり、暗号資産合計531万4,000円分を送金した。その後、利益が出ている表示がなされていたため出金しようとしたところ、同サイト内のサポートセンターから「高額出金には認証金が必要」などと更なる送金を要求され、再び、複数回にわたり、同サイトに暗号資産合計719万円分を送金するも出金することができず、詐欺の被害に遭ったと気付いた。

うまい儲け話には乗らない。SNSやマッチングアプリ等を通じて知り合った者から、投資の勧誘を受け、暗号資産や現金を振り込ませるという手口の詐欺があるので、SNS等だけでやり取りしている顔が見えない相手の投資話を安易に信じない。

SNS上で、お金等を請求されたら、一人で悩まず家族や警察に相談して下さい。

税務署職員をかたる電話で297万円の特殊詐欺被害!

自宅の固定電話に税務署の職員を名乗る男から電話があり、「定額減税の還付金がある」、「今ならまだ間に合う」、「今から銀行に行ってほしい」などと言われた。銀行の営業時間外であったが、男から「ATMで手続ができる」、「銀行に着いたら電話をかけてほしい」と言われ、銀行のATMに移動し、自身の携帯電話で「050」から始まる番号に電話をし、男の「書類番号を入力してほしい」、「振り込めるかテストしてほしい」という指示に従い、ATMを操作した。さらに、男から「インターネット振込みできる口座はあるか」、「自宅に戻ったら手続ができるかテストしてほしい」、「電話をつないだままにしてほしい」と言われ、男と電話をつないだまま自宅に戻り、男の指示に従い、自宅のパソコンでインターネットバンキングの操作を行った。男との電話を終えた後、今回の取引明細を確認したところ、見知らぬ口座に多額の振込みをしていたことから詐欺被害に気が付いた。

官公庁の職員等を名乗り「ATMで還付金の手続ができる」などと言い、ATMに誘導するのは、特殊詐欺の手口です。

還付金詐欺では、ATMを操作させる手口のほか、インターネットバンキングを使って振り込ませる手口にも注意してください。

不審な電話があった場合は、一人で悩まず、家族や警察(110番、警察相談専用番号♯9110又は富山県警察ホームページにある「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談してください。

息子をかたる電話で280万円の特殊詐欺被害!

自宅の固定電話に、息子をかたる男から「微熱で声が変わっている。」、「仕事で使う約束手形750万円分が入ったカバンを失くしてしまった。」、「今日中に補填する必要がある。補填分のお金を出してほしい。」などと電話があった。その後、再度、息子をかたる男から電話があり「午後3時に富山駅でお金を渡してほしい」、「上司の息子のヒロシという者が取りに行く」などと指示され、富山市内の路上で「ヒロシ」を名乗る男に、現金280万円を手渡した。その後、息子に事実を確認し、詐欺被害に気が付いた。

息子や孫等をかたって電話をかけ、トラブルが発生したことを装い、現金を用意させようとしたり、キャッシュカードを預けるよう要求するのは、特殊詐欺の手口です。

電話の声だけで見破るのは困難ですので、本人が以前から使用している電話番号にかけ直して確認するなどして、注意してください。

特殊詐欺の被害に遭わないよう、家族で事前に話し合って、電話での呼び掛け方や合言葉、電話でお金の貸し借りの話はしないこと等を約束しておくなど、犯行グループからの嘘の電話に備えてください。

犯罪発生週報(5月13日~5月19日)

特殊詐欺等

5,000万円のSNS型投資詐欺被害発生!

スマートフォンのLINEに表示された、「証券会社のアナリストを名乗る者が株のアドバイスを行う」という広告を見て興味を持ち、同アナリストを名乗る者が開設しているLINEに友達登録し、連絡を取り始めた。その後、同アナリストを名乗る者からアシスタントを紹介され、同アシスタントから「金(きん)の取引は利益が高い。」などと金の取引投資を勧められ、取引サイトのカスタマーサービスのLINEを紹介された。そして、同カスタマーサービスを称するLINEを通じて指定された口座に複数回にわたり計5,000万円を振り込んだ。振込み後、取引サイト上では利益が出ているような表示がなされていたが、しばらくして、アシスタントらとLINEで連絡を取れなくなった上、サイトにもアクセスできない状態となったため、詐欺と分かった。

うまい儲け話には乗らない。SNS等で投資話を持ち掛け、高配当等をうたい、指示した口座に現金を振り込ませるのは詐欺の手口です。

SNS上でお金を請求されたら一人で悩まず、家族や警察に相談してください。

警察官をかたる特殊詐欺に注意!

自宅固定電話に黒部警察署のモリヤマを名乗る男から電話があり、「あなたのキャッシュカードが不正利用されている。カード番号を変更する必要があるので通帳の番号と暗証番号を教えてください」などと言われ、男に口座情報と暗証番号を伝えた。さらに、「今から代理の者がキャッシュカードを取りに行く」などと言われ、約2時間後に自宅を訪れたナカムラを名乗る女にキャッシュカード5枚を手渡した。その後、話を聞いた家族が被害に気付いた。

官公庁や金融機関等の職員、警察官等を装い「不正に使われている」「新しいものに変える必要がある」と言って、キャッシュカード等をだまし取るのは特殊詐欺の手口です。

公的機関や金融機関職員を名乗る者から預貯金に関する電話があった場合は、相手の所属と氏名を確認し、一度、電話を切ってから改めて当該所属の代表電話番号に電話をかけるなどして、だまされないように注意してください。

金融機関の職員等を装う者が突然訪問してきた場合は、相手を刺激しない様に行動し、付近住民や家族、警察に助けを求めてください。

不審な電話があった場合は、一人で悩まず、警察(110番又は警察相談専用#9110)へ相談してください。

SNS型ロマンス詐欺被害も発生しています!

SNSで知り合った男と通信アプリ「LINE」で連絡を取り合っていたところ、男から恋愛感情を抱かせるようなメッセージが送られるとともに、投資話を持ち掛けられた。男に勧められ、韓国企業のサイトへ登録し、同社のカスタマーサービスと称するLINEから指定された口座に、複数回にわたり、現金計1,195万円を振り込んだ。その後、金融機関において指定された口座に現金を振り込もうとしていたところ、職員から「詐欺の被害に遭っているのではないか」などと言われ、被害に気が付いた。

うまい儲け話には乗らない。SNSやマッチングアプリ等を通じて知り合った者から、投資の勧誘を受け、現金を振り込ませるなどの手口の詐欺があるので、SNS等だけでやり取りしている顔が見えない相手の儲け話を信じない。

SNS上で、お金を請求されたら、一人で悩まず家族や警察に相談してください。

犯罪発生週報(5月6日~5月12日)

特殊詐欺等

見に覚えのないアプリやサイトの未納料金請求の電話には要注意!

携帯電話機に+から始まる電話番号から着信があり、応答したところ、「あなたは〇〇というアプリを登録している。そのアプリ登録料金が今年の3月末までの分が未納である。」「支払わなければ裁判になる」などと言われたことから、相手に対し「身に覚えがない」旨伝えた。

すると、その後再び+から始まる番号から電話があり、今度は、公的機関の職員を名乗る者から「あなたはアプリを利用していないことが確認できた。よって返金対応になる。」「95パーセントは返金されるが一旦は提示した額を支払ってもらう必要がある。」などと言われた。

相手の口調が丁寧であったことから、本当の話であると信じ込み、コンビニで電子マネーカードを購入したが、後になって詐欺ではないかと気が付いた。

また、相手から、電子マネーカードを購入する際、コンビニ店員に対して、購入理由を尋ねられた際は「ゲームで利用する」と伝えるよう指示されていた。

詐欺を疑うポイントはこちら!

  • +からはじまる電話(国際電話からの着信です!身に覚えのない番号や内容であれば詐欺を疑いましょう!)
  • 電子マネーでの支払いを要求してくる
  • 電子マネーの購入理由について尋ねられたら「○○と答えて」と指示してくる(これは、店員に怪しまれないための犯人側の手法です)

サポート詐欺による被害が多く発生しています

パソコンでインターネットを閲覧中に、突然大きな音とともに「警告」などと表示され画面が動かなくなった。画面上にカスタマーセンターの記載と共に電話番号の表示があったことから、電話をかけたところ、片言の日本語を話す相手から「画面を直すには手数料が必要である」「コンビニで電子マネーカードを購入してきてほしい」と指示された。相手は、カードを買いに行っている間は電話を切らないよう伝えてきたため、電話を繋いだ状態で電子マネーカードを購入するためコンビニに向かった。帰宅し、相手に電子マネーカードの番号を伝えるも「番号が間違っている」「間違えるとこのカードは無効になってしまうため、次も同じカードを購入してきてほしい」と言われ、再び購入し番号を伝えるも、再度「番号が間違っている」旨告げられた。

画面が動かなくなったり、警告表示が出ても表示された番号に電話をかけてはいけません!(慌てず落ち着いてインターネット回線を切断し、再起動を試しましょう)

もし、電話をかけてしまったら・・・相手はパソコンの操作方法を指示してきます。これは相手が遠隔操作できるような設定に誘導しているのです!(気付いた時点ですぐにインターネット回線を切断し、パソコンを取り扱うお店等に相談しましょう)

遠隔操作されてしまうとパソコン内に保存してある情報が抜き取られる危険性がありますのでパスワードやID等の管理には注意が必要です。

犯人は、被害者が詐欺だと気づくまで何度も「電子マネーカードの番号が違っている」といった理由をつけて何度も購入させお金を騙し取ってきます。

うまい儲け話には必ず罠が!

「当選金が受け取れるチャンスがあなたにある!必ず儲かる!」などといった甘い勧誘、儲け話ほど危険です!当選金を受け取るための手数料や、口座を開設して欲しいなどと言われ、お金を払ったのに結局お金が受け取れない・・・といった被害に遭ってしまいます。

SNSに掲載されている投資や副業に関する広告をタップするとLINEに誘導され、その後アプリケーションをダウンロードするように誘導してきますが、これは犯人側が作った偽物のアプリで、利益や報酬が増えているように見せかけている可能性もあります。

アプリ上でどんどん利益や報酬が増えていき、いざ、出金しようとすると高額な手数料の支払いを要求してきたり、相手と連絡がとれなくなってしまったりと、出金できないトラブルが多く発生しています。

うまい話には必ず罠がある!といった意識を持ち、被害を未然に防ぎましょう!

犯罪発生週報(4月29日~5月5日)

特殊詐欺等

会員料金未納名目の架空料金請求詐欺被害が発生!

Aさんの携帯電話に見知らぬ電話番号から着信があり、電話の相手から「会員料金が未納であることから電子マネーカードで支払ってほしい。お金の一部は返金する」と言われた。

この話を信じたAさんは、電話の相手の指示に従い、コンビニで電子マネーカードを購入し、電話でコードを伝えた。

その後もAさんの携帯電話に複数の電話番号から着信があり、電話の相手から「会員料金が未払いであった会社から損失が出たと申告される可能性があるので、保険に加入してほしい」などと言われたため、Aさんは、相手の指示に従い、複数回にわたり、指定された口座にお金を振り込んだ。

しかし、返金されると言われていたお金が自身の口座に振り込まれないことから、詐欺だと気が付いた。

一方的に「利用料金が未払いになっている」などとメールを送信したり、電話をかけたりして、コンビニで電子マネーカードを購入させたり、口座にお金を振り込ませようとするのは、特殊詐欺の手口です!

身に覚えのない請求はすぐに対応することなく、家族や警察に相談してください!

SNSを利用した投資名目の詐欺被害の発生について

Aさんは、株式投資の情報を得ようとスマートフォンでインターネットを閲覧していたところ、証券会社役員を名乗る者の投資関係の広告を見つけてアクセスした。

Aさんは、同役員を名乗る者とLINEで連絡を取り合うようになり、その後、紹介されたアシスタントを名乗る者とLINEで連絡を取り合うなかで、「株よりも国際原油取引の方が利益が出る」などと投資を勧められ、「勉強会」と称するLINEグループに招待された。

Aさんは、アシスタントを名乗る者から勧められて、国際原油取引の利益が確認できると紹介されたアプリをダウンロードし、3月下旬から4月上旬にかけて複数回にわたり、指定された口座に合計約2,340万円を振り込んだ。

その後、ダウンロードしたアプリが作動しなくなり、アシスタントを名乗る者やLINEグループとも連絡が取れなくなったことから、詐欺だと気が付いた。

うまい儲け話には要注意!

SNS等で投資話を持ち掛け、高配当等をうたい、指示した口座に現金を振り込ませるのは詐欺の手口です。

 

犯罪発生週報(4月22日~4月28日)

特殊詐欺等

パソコントラブル解決名目の架空料金請求詐欺被害(サポート詐欺)が発生

自宅のパソコンでメールを確認しようとしたところ、突然画面上に、実在するソフトウェア開発販売会社の名称で「ウイルスに感染している」などと表示され、連絡先として表示された「010」から始まる番号に携帯電話で電話をしたところ、片言の日本語を話す女から「ウイルスに感染してセキュリティが大変なことになっている」「セキュリティを直すプランがあり、2年で4万円、4年で8万円必要」などと言われた。

相手に2年プランにすることを伝えると、電子マネーカードで支払うよう求められたため、コンビニエンスストアで4万円分の電子マネーカードを購入し、パソコン画面に表示された入力画面にカードのシリアル番号を入力した。

入力後、相手から「入力したシリアル番号が違う」などと言われ、セキュリティ費用の4万円以外の費用は返金するとのことで、8万円分の電子マネーカードを購入するよう指示されたため、再びコンビニエンスストアへ赴き、電子マネーカードを購入してシリアル番号を伝えた。

その後、返金のためのお金を更に要求されたため不審に思い、正規のソフトウェア開発販売会社に電話で確認したところ、だまされていたことに気が付いた。

パソコン画面に「ウイルス感染」などとポップアップ表示で警告し、電話をかけさせサポート費用を請求するのは特殊詐欺の手口です!

表示された番号に電話をかけずに、家族や警察に相談しましょう!

もし、表示された電話番号に電話をかけ、相手の指示どおりにパソコンを操作してしまうと、相手にパソコンを遠隔操作され、大事な個人情報が抜かれたり、不審なアプリやウイルスに感染する危険性があります!

途中で詐欺だと気づいた場合も、直ぐにインターネット回線を切断

  • インストールされたアプリを削除するか、システムの復元を行う(被害に遭う前の日付等の状態に戻す)
  • ウイルス対策ソフトを最新の状態にしてウイルス検索を行う
  • パソコンにIDやパスワードを記録している場合は、変更する

の対策を講じましょう。

不安であれば、パソコンを扱うお店に持ち込み、確認してもらいましょう。

自分の電話番号や名前など相手に知られた場合、不審な電話(+から始まる国際電話等身に覚えのない電話)やショートメッセージに注意し、安易に返信しないでください。

動画を視聴しスクリーンショットするだけでお金が稼げる!の罠

SNS上で知り合った相手から、アプリ内に投稿されている動画を視聴し、視聴した画面をスクリーンショットし、画像送信すれば10円から100円程度の報酬がもらえるといった内容を持ち掛けられ、試しに何度か行った。

相手から「100円獲得した」などとメッセージが届いたが、実際に受け取れたのかわからないうちに相手から「もっとお金を稼ぐことが出来る内職がある」と持ち掛けられた。

内容は、指定した口座に5万円を振り込めば、賞金で1万5千円が上乗せされ、手元に6万5千円が返ってくるといったもので、指示に従い5万円を振り込んだが、報酬はもらえなかった。

報酬がもらえないことを伝えたところ、相手は追加で20万円振り込めば報酬がもらえると話したため、振り込みをしたが、報酬はもらえず、更に追加で振り込みを指示してきたことから詐欺だと気が付いた。

うまい話には要注意!

相手は、詐欺だと気づくまで何度もお金を要求してきます。

最初は少額の利益や報酬を与えて信じ込ませ、高額な入金を要求するのも犯人側の手口です。

SNS上での見ず知らずの相手とのお金のやり取りは大変危険です。

入金先が個人口座の場合は特に詐欺を疑ってください!

犯罪発生週報(4月15日~4月21日)

特殊詐欺等

電子マネーでの支払いを指示された場合、詐欺を疑ってください!

下記の内容により電子マネーカード購入を指示してきた場合、詐欺です!

  • 見知らぬ番号から電話がかかり、サイトやアプリの未納料金があると説明されて、電子マネーカードの購入を指示される(電子マネーカードを購入し、番号を伝えてもエラー等を理由に再度電子マネーの購入を指示され、相手が騙されていることに気が付くまで繰り返し購入を指示してきます!)
  • パソコンの画面に「トロイの木馬」「ウイルス感染」などと表示が出て、指定された番号に電話をかけると、サポート費用名目に電子マネーカードの購入を指示される(電子マネーカードを購入し番号を伝えてもエラー等を理由に再度電子マネーカードの購入を指示してきます!相手は、手口として後から購入した分については返金すると購入を誘いますが、返金されません!)
  • 高額賞金が当たる!当選!などとメールが来て、配送料金名目や手数料名目で電子マネーカードの購入を指示される(うまい話に要注意!何度電子マネーカードを購入しても当選金はもらえません)

インターネット、SNS上での副業広告は要注意!詐欺の危険大!

少しでも、家計の足しにしたい・・・お小遣いを稼ぎたい!簡単で高収入が得られるのであれば・・・といった思いからインターネット上やSNSに掲載された副業広告をクリックし、広告を介して詐欺被害に遭った!というケースが大変増加しています。

インターネットやSNSからの副業広告により

  • 会員登録が必要
  • テキスト代

といった名目で事前にお金を要求されたり、

  • タスクに失敗し、損害が発生した
  • 報酬を上乗せするためのプラン

と称し、現金を振り込ませる手口が横行しています。

また、最初は少額の利益を出金させ、相手を信じ込ませた後に高額な金額をだまし取るのも手口の一つです。

顔が見えない相手とのお金のやり取りは危険です!

SNS型投資・ロマンス詐欺被害が後を絶ちません

下記の内容・キーワードが出たら詐欺を疑いましょう!

  • 著名人や証券会社アナリストをかたりLINEでのやり取りを誘導する
  • アシスタントやマネージャーと称した人を紹介される
  • 指定したアプリをインストールするよう指示してくる
  • 入金先が個人名義
  • 出金時、手数料や税金を支払う必要があると説明してくる

アプリ上で利益が出ているように見せかけて、相手を信じ込ませたうえ、さらに高額を入金させる手口で、被害額が高額になる傾向にあります。

犯罪発生週報(4月8日~4月14日)

特殊詐欺等

ロマンス詐欺被害の発生

AさんはSNSで知り合った女性から、恋愛感情を抱かせるようなメッセージとともに「78億円の資産を受け取ってほしい」「海外にある資産を日本に持ってくる必要があるので関税や輸送料を払ってほしい」など依頼を受け、複数回にわたり、相手の指定する銀行口座へ現金を振り込んだり、コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入してカードの番号を教えたりした。

その後、資産を一向に受け取れないことを不審に思ったAさんは、警察に相談し、騙されたことに気が付いた。

うまい儲け話には要注意!顔が見えない相手とのお金のやり取りは大変危険ですのでやめましょう。

県下で総合通信基盤局等をかたる不審電話が多発しています!

県内各地において、総合通信基盤局等をかたる不審電話に関する相談が多く寄せられています。

内容は

  • あなたの個人情報が悪用され、あなたの名義で携帯電話が契約されている
  • その携帯電話が詐欺に使われて多くの被害が確認されている
  • 2時間後にあなたの固定電話を切断するが、身に覚えがなければ、このまま警察署に電話を繋ぐので被害届を出して欲しい

などと言って電話を代わり、警察官をかたる者が個人情報を聞き出すといったものです。
このような電話を受けた場合は、相手の質問には答えず一度電話を切り、家族や警察に相談して下さい。

警察官をかたる電話にも要注意!

非通知で警察をかたる者から電話があり、「あなたの口座が○○県で発生した振り込め詐欺の受け取り口座となっている」「○○県まで来て欲しいが、応じられないのであれば逮捕状を持って自宅まで行くことになる」「捜査に影響があるためこのことは誰にも話してはいけない」などと話し、ビデオ通話で警察手帳のようなものを映し出し、「調書を取りたいので、LINEを追加してほしい」などと言われた。

その後、LINEを追加しビデオ通話で調書を取られ、

  • 名前、住所、生年月日、携帯電話番号
  • どこの口座を持っていて、いくら入っているのか

について聞かれた。

また、相手から「逮捕状がでているため出頭と同時に逮捕され、口座が凍結される」「出頭を免れたければ、口座の中身を指定する口座に全部送金する必要がある」「〇〇県に向かっている間、通話中のままにしてほしい」などと言われた。

会社の上司に相談したところ、詐欺の電話であることに気が付いた。

会ったことのない相手からLINE追加を促された際は要注意!不安に感じた際には家族や警察に相談しましょう!

犯罪発生週報(4月1日~4月7日)

特殊詐欺等

税務署職員等をかたる還付金詐欺被害の発生

自宅の固定電話に税務署の職員を名乗る男から電話があり、「あなたは税金を余計に納めている」「手続きを済ませば4万2,000円が戻ってくる」「この後、農協の者から電話がかかってくるので対応してほしい」などと言われた。

その後、農協の職員を名乗る男から電話があり、「お金を戻す手続きをするために、キャッシュカードを持って最寄りの銀行に行ってほしい」「家の近くのスーパーの中にあるATMに行ってほしい」と指示されたため、指定されたATMに移動し、携帯電話で男に言われた「03」から始まる番号に電話を架け、男の指示に従い、ATMを操作した。

すると男から「エラーが出て手続きができなかった」「再度別のキャッシュカードで手続きをするように」と言われ、再びATMで操作を行ったところ、男から「手続きが無事終わった」などと言われ電話を切られた。

その後、明細書を親族と確認したところ、親族から詐欺だと指摘され騙されたことに気が付いた。

ATMでは、ほとんどの場合一日に出金できる金額に上限の設定がされています。

犯人は、そのことを巧みに利用し、別のキャッシュカードを使用させて現金をだまし取ってくるのです!

SNSを利用した投資名目の詐欺被害が発生

携帯電話でインターネット上に表示された投資関係の広告をタップしたところ、証券アナリストを名乗る者のLINEアカウントが追加され、さらに同人から紹介されたアシスタントを名乗る者とLINEでやり取りすることとなった。

その中で得た株情報により、利益を得たことで信用したところで相手から、「オーストラリア証券取引所のサポートを受けることで多くの利益と投資のチャンスをつかむ」「金取引を行うために国際金取引所を利用することを勧める」「金口座に振り込んでください、利益は最低でも15パーセント」などと投資話を勧められ、相手から指定された口座に現金を振り込んだ。

利益が出ているとの運用状況が示されたため、資金を引き出そうとしたところ、カスタマーサービスを名乗るアカウントから「口座凍結されているため引き出せない」「500万円の保証金を納付すること」「取引プラットフォームの規定により保証金の納付期限は48時間以内」などと言われたことで、指示された口座に500万円を振り込んだ。

しかし、その後も出金できず、更に手数料を支払うよう指示されたことで、騙されたことに気が付いた。

SNS等で投資話を持ち掛け、高配当等を謳い、指示した口座に現金を振り込ませるのは詐欺の手口です。

SNSを介した投資詐欺被害は、ほとんどの場合LINEが使用されています。

是非、こちらをご確認ください

LINEヤフー社「LINEを悪用した詐欺にご注意ください!」(外部サイトへリンク)

 

犯罪発生週報(3月25日~3月31日)

特殊詐欺等

税務署職員等をかたる還付金詐欺被害の発生

自宅の固定電話に税務署の職員を名乗る男から電話があり、「1月に郵送した書類の中に還付金を受け取るための書類がある」「今日まで手続きができる」「この後、金融機関から電話がある」などと言われた。

その後、金融機関の職員を名乗る女から電話があり、「近くの金融機関に向かってほしい」と指示され、自宅近くの金融機関へ行き、伝えられた番号(03から始まる番号)に電話をかけた。

指示に従いATMを操作して「98」から始まる6桁の数字を入力したところ、相手から「このカードは磁気が弱くて反応しない」「別のキャッシュカードが必要」などと言われ、別のキャッシュカードを用いてATMで同様の操作を行ったところ「明細書は個人情報があるので捨ててほしい」「今日はネットバンキングを利用しないでほしい」「利用したらお金が受け取れない」などと言われ電話が切れた。

その後、帰宅し、ATMの利用明細票を確認したところ、自身の口座から現金が振り込まれていたことに気が付き、だまされたことに気が付いた。

「ATMで受け取れる還付金がある」「今日中に手続きをする必要がある」と言ってATMに向かわせるのは、特殊詐欺の手口です。

相手がATMで、暗証番号などといって伝えてくる番号は見ず知らずの相手に振り込んでしまう金額です。

例えば、「あなたの番号は981234です」と伝えられて、ATMで指示に従って操作すると、98万1234円を相手に振り込んでしまうことになります。

サポート詐欺被害が発生

自宅のパソコンでゲームをしていたところ、突然画面上に「パソコンがトロイの木馬ウイルスに感染した」などと表示され、連絡先として表示された「0120」から始まる番号に携帯電話で電話をしたところ、片言の日本語を話す男から「ウイルス対策ソフトをダウンロードしてほしい」などと言われた。

そこで、指定されたURLからソフトをダウンロードし、電話の相手の男にパソコンを遠隔操作してもらうと、ウイルス感染による表示がなくなった。

次に「+」から始まる番号から着信があり、その電話の男から「セキュリティソフトがある」「電子マネーカード10万円で購入できる」などとソフトの購入を勧められたことから、コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入し、自宅でカード番号を入力した。

ところが、男から「入力ミスがあった」「もう一度購入してほしい」などと言われ、その後も同様の指摘が繰り返された。

その後、自らインターネットでパソコンウイルスについて調べたところ、同様の手口の詐欺被害の記事を発見し、だまされていたことに気が付いた。

パソコン画面に「ウイルス感染」等とポップアップ表示で警告し、振り込みや電子マネーの購入を要求するのは特殊詐欺の手口です。

パソコン上にウイルス感染等と表示された場合は、インターネットを切断し、家族や警察に相談してください。

SNSを介した「短時間・高収入」の広告は危険!~SNS利用の架空料金請求詐欺被害が発生~

スマートフォンのSNSサイトに○○と名乗る者から、「仕事を完了するのに一時間しかかからず給料もとても良い」などと仕事を斡旋する連絡がきた。

仕事内容については、ゲームアプリを評価するもので、事前に暗号資産アプリをダウンロードし、同アプリ内に暗号資産の口座を開設し、さらに指示された別の口座に現金を振り込むことでゲームアプリの評価を行うことが出来、振り込んだ金額と報酬を合わせた金額が暗号資産の口座に入金されるというものであった。

相手の話を信じ、指定する口座へお金を振り込んだところ、口座残高が増えたことから、より多くの報酬を得ようと、指定する口座に複数回にわたり現金を振り込んだ。

その後、報酬を引き出そうとしたが、「引き出すためには手数料が必要」などと言われて引き出すことができず、そのうちに連絡が取れなくなったことから、怪しいと思い暗号資産アプリをインターネットで調べたところ、詐欺に使われるサイトであるとわかり、だまされたことに気が付いた。

「高額報酬を得るための必要経費」等と称し、現金をだまし取る手口に注意しましょう。

SNS等だけでやり取りしている相手の話を安易に信じないようにしましょう。

 

犯罪発生週報(3月18日~3月24日)

特殊詐欺等

SNSを利用した株式投資名目の詐欺被害発生!

携帯電話のアプリにあった広告をクリックしたところ、投資会社の社員を名乗る者のLINEアカウントが追加され、さらに紹介を受けた投資研修に関するLINEグループに入った。そこで、キャンペーンに参加し実際に数万円を得たことでそのLINEグループを信用した。

LINEグループ内のメンバーは、香港株を購入して利益を得たメンバーが多くいたことから、香港株に興味を持ち自分も投資してみることにし、紹介を受けた投資アドバイザーを名乗る者に海外株取引口座を開設してもらい、指定された口座に投資金として複数回現金を振り込んだ。

その後、口座開設した相手から「株式市場終了により全額払い戻しする必要があるので、先に税収として〇〇万円を納付するように」と指示され、指定口座に現金を入金したが、以後、現金が払い戻されることはなく、関係者らと一切連絡が取れなくなり、詐欺だと気が付いた。

見ず知らずのSNSの投資グループに招待されても、安易に参加したり、グループメンバー間の「儲かる」「稼げる」という話も鵜呑みにしたりせず、家族や警察に相談してください。

警察官等をかたる特殊詐欺被害発生

自宅の固定電話に「お宅の通信機器は2時間後に切断される」という自動音声が流れる電話があり、問合せ先の番号に電話をかけたところ、電話に出た男から「あなたのスマホから大量の迷惑メールが送信された」「あなたが利用する通信機器をすべて切断する」等と告げられた。

心当たりがない旨説明するも、男は「あなた名義の携帯電話が不正契約されている」「担当の刑事に繋ぐ」等と告げた後、警察官を名乗る者に替わり「あなた名義の口座で取引された」「警察の未公開捜査なのであなたは守秘義務がある」等と言い連絡先としてLINEアカウントを登録させた。

警察官を名乗る男は「押収した通帳の中から、あなたの通帳が見つかった」「あなたの口座は凍結されるが、警察のシステムで守ることが出来る」「システムの指定口座に預金を移して欲しい」等と指示され、指定された口座に現金を送金した。

さらに、警察官を名乗る者は。LINEで逮捕状とされる画像を送り「逮捕されないための保釈金が必要」等と言い、指定された口座に現金を送金するも「さらに保釈金が必要」等と要求されたことから不審に思い、警察に相談したことで詐欺だと気が付いた。

警察が電話やSNSで金銭を要求することは絶対にありませんし、SNSを通じて個人に直接連絡を取ることもありません。

金銭を要求する電話やSNSでメッセージを受けた場合は、一人で悩まず、家族や警察に相談してください。

パソコンが「ウイルスに感染している」との表示は、詐欺の手口です!

自宅のパソコンで作業をしていると急に画面が切り替わり、警告音とともに実在するソフトウエア会社の名前とともに「ウイルスに感染しています」「至急表示された番号に電話をしてください」などと表示された。

慌てて、画面に表示された電話番号(+から始まる番号)に電話をかけると、片言の日本語を話す男性が電話に出て、「あなたのパソコンがウイルスに感染している」「修理のために〇万円が必要だ」「近くのコンビニで電子マネーカード〇万円分を購入して番号を教えて欲しい、カードを購入する時は電話を繋いだまま行って欲しい」などと言われた。また、相手から「購入時に店員から使用目的を聞かれた際には個人で使用するために使うと伝えてほしい」旨説明された。

相手の指示どおり、電子マネーカードを購入し、カードの裏面に記載されている番号を教えたが、相手から「番号が違う、カードを買い直して欲しい」などと言われ、不審に感じ、自ら調べたソフトウエア会社の番号に問い合わせたところ詐欺だと指摘を受け、だまされたことに気が付いた。

今日中に手続きをすれば還付金が戻る!といった話は詐欺

自宅の固定電話に、年金事務所を名乗る者からの電話があり「保険料と消費税を重複して支払っており、○万〇千円を返金することができる」「今日中に手続きする必要がある」「銀行口座に振り込みたいが、使っている銀行を教えてほしい」などと言われ、自分の利用している銀行名を伝えた。

すると、相手から利用している銀行のATMの場所を指定され、「到着したら〇〇ー〇〇〇〇ー〇〇〇〇に電話をしてほしい」と伝えられ一旦電話が切れた。

ATMに到着し、教えられた電話番号に電話をかけると、別の男性からATMの操作方法を説明され、指示どおりに操作し手続きを終えたが、出てきた控えを確認したところ、自分が見ず知らずの第三者に振り込みをしたことになっており、年金事務所に確認したところ、詐欺と指摘され、だまされたことに気が付いた。

ATMで還付金は戻りません。

電話でお金の話が出たら、家族や警察に相談しましょう!

 

犯罪発生週報(3月11日~3月17日)

特殊詐欺

「10億円が当たる!」電子マネーカードで手数料を支払っては詐欺!

スマートフォンでインターネットを閲覧していたところ、「10億円が10名に当たる」などと書かれた広告を見つけた。10億円をもらうために指定されたLINEアカウントを友だち登録したところ、相手から「10億円もらうための手続きでお金がかかる」と説明され、コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入し、カードに記載された番号を教えた。しかし、お金がもらえることはなく、さらにお金を要求され複数回にわたって電子マネーカードを購入し番号を伝えるもお金がもらえないことから相談し、だまされたことに気が付いた。

うまい話には要注意!

当選金や義援金がもらえると謳い、手続きや手数料名目で電子マネーカードでお金を要求するのは特殊詐欺の手口です。

ショートメッセージでのお金の請求に注意!

ケース1

携帯電話のショートメッセージに「滞納、差押え」と記載されたメールが届き、添付されたURLを開くと自身の個人情報が記載されていた。身に覚えのない請求であったが、個人情報が記載されていたため、支払わなければならないと思いサイトを進めていくと電子マネーカードでの支払い方法について記載されていたことから、記載に従い電子マネーカードでお金を支払った。身に覚えのない請求であったことから家族に相談したところ、だまされたことに気が付いた。

ケース2

携帯電話に電話通信事業者のサービスに関する解約手続きの手数料を請求する内容のメールが届いた。身に覚えのないサービスであったが、指示されたとおり電子マネーカードで請求された金額を支払った。しかし、相手からさらに電子マネーカードでの支払いを要求されたことから家族や警察に相談し、だまされたことに気が付いた。

見に覚えのない請求は詐欺!すぐに対応せず、家族や警察に相談しましょう!

依然としてサポート詐欺の被害が多く寄せられています

自宅のパソコンで動画を見ていたところ、画面上に「トロイの木馬に感染しました」という警告文の表示が出た。その警告文に記載された電話番号に電話をしたところ、片言の日本語を話す男から「パソコンがウイルスに感染している」「修理費用として6万円分の電子マネーカードをコンビニエンスストアで買ってきてほしい」などと言われた。男の指示どおり、6万円分の電子マネーカードを購入し、番号をパソコンに打ち込んだが、男から非通知電話で電話がかかり、「番号が違う」「間違えたので再度電子マネーカードが必要だ」と電子マネーカードの購入を要求された。コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入しようとしたところ詐欺を指摘され騙されたことに気が付いた。

サポート詐欺は、電子マネーカードの番号を伝えても、相手から「番号が違う、再度電子マネーを購入し番号を伝えて」と言われ、被害者が詐欺だと気が付くまで何度も同じ手口でお金をだまし取ってきます。

まずは、表示された電話に電話しない!

インターネット回線を切り、警察に相談しましょう。

犯罪発生週報(3月4日~3月10日)

特殊詐欺

副業や投資に関する詐欺被害や相談が激増しています!(SNSを通じての儲け話に注意!!)

ケース1

AさんがSNS画面上に表示された広告をタップしたところ、Bと名乗るLINEアカウントが追加され、Bから「SNSの動画を見ながらスクリーンショットを送信すれば報酬が得られる」等と説明され、指示に従ったところ、Aさんの電子マネーアプリに報酬が入金された。

さらにBから「仕事を正式に始めるには、アカウントを登録する必要がある」と言われ、指定のチャットアプリをインストールしアカウント登録したところCと名乗るアカウントから「高報酬タスク」「利益率は100パーセント」などと暗号資産の取り引きにかかる仕事を勧められ、振り込み先口座としてBから指示された銀行口座に複数回にわたり現金を振り込んだ。

アプリ上での収益は上がっており、Aさんが出金しようとしたところ、引き出すための手数料が先払いで必要と言われ、指定された口座に振り込んだものの報酬は引き出せず、さらに手数料を請求されたことで詐欺被害に遭ったと気が付いた。

ケース2

Aさんは、Bと名乗るLINEグループにメンバーとして追加され、投資に関するグループトークを閲覧していたところ「Bの指示で投資を行ったら儲けが出た」というトーク内容を目にし、投資に興味を持ちBと連絡を取るようになった。

Bから「最近、香港の投資会社と大きな進展があった」「仕手株の一つを教えてもらえる」「この銘柄は的中率100パーセントで一日に12パーセントのリターンが期待できる」などと外国株への投資を勧められた。

Aさんは、Bから海外にある投資会社の日本地域顧問のCを紹介され、指定された口座に投資金や国際為替の両替金などのサービス料として現金を振り込んだ。

その後、Cから「取引口座がマネーロンダリングのリスクで凍結された」「凍結を解除するための保証金が必要」と言われ現金を振り込んだところ、Bらと連絡が取れなくなったことで騙されたことに気が付いた。

見ず知らずのSNSの投資グループに招待されても、安易に参加したり、グループメンバー間の「儲かる」「稼げる」という話も鵜呑みにしたりせず、まずは家族や警察に相談してください!

パソコントラブル解決名目の特殊詐欺被害発生!~サポート詐欺~

Aさんがパソコンでインターネットを利用していたところ、画面に「トロイの木馬に感染しました」などと表示されたことから、表示された「010」から始まる電話番号に電話をかけたところ、片言の外国人男性が対応し、「ウイルスを解除するために5万円かかります」などと言われた。

男の話を信じたAさんは、同日、最寄りのコンビニエンスストアで5万円分の電子マネーカードを購入し、男の指示どおり、パソコンで電子マネーカードのシリアル番号を入力した。

すると、男から「番号が間違っている」「5万円は返金するから10万円分の電子マネーカードを買ってきて下さい」などと言われ、再び同じコンビニエンスストアへ行き、10万円分の電子マネーカードを買い、パソコンで電マネカードの番号を入力した。

しかし、その後も男から「番号が間違っている」「返金するから再度電子マネーカードの購入が必要」と電子マネーカードの購入を催促され、会社に相談したところ詐欺だと気が付いた。

犯人側は、相手が詐欺の手口だと気づくまで、同じ手口を繰り返しお金をだまし取ります。

パソコン上にウイルス感染等とポップアップ表示による警告があり、電話でサポート費用等を請求してくるのは特殊詐欺の手口です。

警察官等を装った犯人にキャッシュカードを手渡す特殊詐欺被害が発生

Aさん宅に警察官を名乗るものから「キャッシュカードが被害に遭っている」「口座にいくらあるか」「家族はいるか」等の電話があり、電話を出たAさんは相手に口座残高と家族構成を教えた。

同日、Aさん宅に女が訪問し、女から「キャッシュカードが被害に遭っている」「新しいカードにする」「カードを渡し暗証番号を教えてほしい」等と言われた。

Aさんは、その女を本物の警察官か銀行員だと信じ込み、キャッシュカードを手渡し、暗証番号を教えたところ、「〇月〇日に新しいカードを持ってくる」等と言い立ち去った。

後日、Aさんが親族にこのことを相談したところ詐欺の手口だと指摘され、だまされていたことに気が付いた。

官公庁や金融機関等の職員、警察官等を装い「不正に使われている」「新しいものに変える必要がある」と言って、キャッシュカード等をだまし取るのは特殊詐欺の手口です。

金融機関の職員等が自宅を訪問してキャッシュカード等を受け取ることはありません。

犯罪発生週報(2月26日~3月3日)

特殊詐欺

SNSを利用した副業あっせん名目に関する詐欺被害発生

SNS画面上に表示された「お金が増える」等と記載の広告をクリックしたところ、個人のアカウントが追加され、「動画サイトの画面を送信すると報酬が得られる」等と説明され、指示に従ったところ実際に報酬が支払われ、さらに「高報酬タスクがある、振り込み金額に応じた報酬金額が得られ、高額の振り込みに対する報酬は、それに応じて高額になる」などと勧められた。

指示に従ってお金を振り込んだものの、「指示した操作とは違う」「操作ミスで5倍の再注文が必要」「違約金を納めなければならない」などと請求され、指定された口座に複数回にわたり現金を振り込んだ。

その後、現金を出金しようとしたが「タイムアウトした」等の理由で出金できなかったことを不審に思い、相談し、被害に気付いた。

投資にまつわる被害や相談が大変急増しています、注意してください!

SNSを介した儲け話は詐欺!

見ず知らずの個人名義の口座には入金してはいけません!

2月

若者向け

 

 

犯罪発生週報(2月19日~2月25日)

特殊詐欺

パソコントラブル解決名目の特殊詐欺で155万円の被害発生

自宅のノートパソコンで動画を閲覧していたところ、突然画面上に「パソコンがウイルスに感染した」等と表示された。そこで、自宅の加入電話で、連絡先として表示された「050」から始まる電話番号に電話をしたところ、片言の日本語を話す男から「あなたのパソコンはウイルスに感染している」「ウイルス感染の拡大を防ぐには電子マネーカードでの支払いが必要」等と言われた。

これを信じて男の指示に従い、コンビニエンスストアで5万円分の電子マネーカードを購入し、自宅のパソコンでそのカードのシリアル番号を入力するも、男から「入力した番号に間違いがある」「次は10万円分を購入して再度入力が必要」等と言われた。

男の指示に従い、再度、電子マネーカードを購入し、シリアル番号を入力した。その後、家族から「詐欺ではないか」と指摘され、被害に気付いた。

パソコン画面に「ウイルス感染」等とポップアップで警告し、振込や電子マネーカードの購入を要求するのはサポート詐欺と呼ばれる特殊詐欺の手口です。

画面に表示された電話番号、特に「050」から始まる番号や、「+」や「01」から始まる国際電話に電話をかけたり、要求された不審なソフトのダウンロードやインストールしたりするのはやめましょう。

パソコン上にウイルス感染等と表示された場合には、インターネット環境を切断し、家族や警察に相談しましょう。

LINEのグループを通じた投資詐欺の被害急増!

突然自分のLINEに株式投資に関するグループLINEが追加され、トーク内容を閲覧しているうちに他人が儲かっている話から投資に興味を持ち始め、自分でも投資をやってみることにした。

そこでグループの人から、ある人のLINEアカウントを紹介され、その人とのやり取りの中で説明された株式投資の運用アプリをインストールし、現金を指示された個人名義の口座に振り込んだ。

振り込んだ際、振込額に応じてアプリ上では利益が順調に出ているように表示された。

そして、保有している株の売却し、出金する申請を行ったところ、出金するには税金を前払いする必要がある旨言われたことから、指定された個人名義の口座に現金を振り込んだ。

しかし、振り込んだにも関わらず出金ができず、さらに相手と一切連絡がつかなくなったことからだまされたことに気が付いた。

SNS上での投資話やLINEグループからの投資話は詐欺の可能性大!!

入金先口座が個人名義の口座は特に注意!詐欺です!

LINEチラシLINEチラシ2

 

犯罪発生週報(2月12日~2月18日)

特殊詐欺

SNSを利用した特殊詐欺被害の発生!~副業に関する詐欺で1090万円被害~

Aさんは、SNSで○○と名乗る女性からのメッセージを受けたことをきっかけに、LINEで連絡を取り合うようになり、相手から「副業でネットショップを開設し経営がうまくいっている」「なんのリスクもないから安心してほしい」などとネットショップの副業を勧められた。

相手が勧めるネットショップのシステムは、販売する商品の仕入れ代金は後払いで、商品が売れれば、担当者から指定された口座に仕入れ代金を振り込み、販売価格と仕入れ価格の差額が自分の利益になるといったシステムであった。

Aさんは、相手の進めるサイトに登録し、ゴルフ用品等のネットショップを開設し、サイト上で商品が売れたら、指定口座にその仕入れ代金を振り込むよう指示され、複数回に分けて振り込んだ。

その後、担当者から「あなたのショップが凍結された」「解除するためには保証金が必要」等と言われ、複数回に分けて振り込んだところ、金融機関から指摘され詐欺だと気づいた。

副業1 副業2

副業3 副業4

名義貸しに関する特殊詐欺被害に注意!

スマートフォンのショートメッセージから「私は会社の役員をしているが経営状態がよくない」「私が勤めている会社の親会社から資金を得るために、あなたに役員になって欲しい」「名義を貸してもらえるだけであなたは年間2000万円もの報酬が手に入る」「あなたを役員登録にするにあたり、関係機関に連絡する必要があり、費用がかかる」「電子マネーカードを購入し、カード裏面に記載の番号を教えて欲しい」などとの内容が送られてきた。そのため、指定された金額の電子マネーカードを購入し番号を伝えるも、再び電子マネーカードの購入を指示してきたことから不審に感じ相談したところ、詐欺だと気づいた。

うまい儲け話は詐欺!注意しましょう。

電話やメッセージで電子マネーの購入を指示された場合はまず、詐欺を疑いましょう!

著名人を装った者からのメッセージに注意!

SNSを介して著名人の名前を名乗るメッセージが届いた。著名人からメッセージが届いたことで嬉しく思い、メッセージのやり取りを続けていくうちにお金や口座の話になり、口座の解約に関する話をした際、相手から「僕が手伝うよ」「ただ、その間、仕事の休暇申請をしないといけない」「僕が臨時休暇を取得すると会社に損害を与える。僕も多少負担するから君もお金を振り込んで欲しい」と言われた。

著名人と仲良くなるためならと思い、指定された口座に現金を振り込んだが、その後も相手から「旅行に行くための費用が欲しい」「あなたに車を与えるが、初期費用を事前に支払って欲しい」などと次々と現金を要求され、家族に相談したところ詐欺だと気づいた。

顔の見えない相手は、なりすましの可能性があります。注意してください。

街頭犯罪

自転車盗難が駅駐輪場を中心に多発!

本年に入り、自転車盗難が多発しており、昨年同期の発生件数をはるかに上回っています。

特に駅駐輪場が多く、アパート敷地内や一般住宅敷地内でも発生しています。

しっかりと自転車にカギをかけておくことで、自転車盗難の被害にあう割合が大幅に低下します!

愛着のある自転車や、大切な移動手段がなくなってしまうことは大変残念なことです。

物を大切にし、ゆとりある充実した気持ちで新年度をスタートさせましょう。

カギかけ

 

 

 

 

犯罪発生週報(2月5日~2月11日)

特殊詐欺

副業に関する広告からの詐欺被害が多発しています!!

ケース1

SNSでフォローしてくれた相手とメッセージのやり取りをしていたが、その後LINEアカウントを交換し、LINEでやり取りを行っていた。日常会話のやり取りをする中で副業の話題になり、相手は投資で稼いでいる話をし始め、投資のやり方について説明された。そこで、自分も投資に興味を持ち、指定された複数の個人名義の口座にお金を振り込んだ。

すると、数日後に連絡を取り合っていた相手のSNSやLINEアカウントが消えており、以降連絡が一切取れなくなったことで詐欺だと気づいた。

ケース2

携帯電話で投資に関する記事を見ていた際、記事に添付されたURLを開いたところ、別のサイトに繋がり、氏名、電話番号、メールアドレスの入力を要求されたので入力した。すると、すぐに知らない番号(+から始まる電話番号)から電話がかかり、相手は片言の日本語を話す外国人であった。相手が、投資用の口座を開設するためクレジットカードの番号を教えてほしいと話したため、自身のクレジットカードの番号を相手に教えた。その後も、メールアドレスを聞かれたため相手の言われるがまま個人情報を伝えたところ、途中で家族に止められ警察に相談した。

ケース3

友人から「投資のアプリをやっている」「今なら無料キャンぺーン中で、サイトからお金が支給されて投資ができる」との情報をもらい投資アプリの紹介を受けた。そこから、アプリの開発者のアシスタントを名乗る者のLINアカウントを教えてもらい、その者と連絡を取り合うようになった。相手は、投資のノウハウや開発者の講演内容等を送ってきており、その後投資の売買を指示してくれるプロフェッショナルトレーダーを紹介してもらい、指示されるままアプリ内で投資の売買を行った。

指示通りにやると、儲けが出てきたので、自分の貯金を使ってもっと利益を増やしたいと考え、トレーダーと連絡を取ったところ、振込口座を指定してきたためお金を振り込んだ。その後、儲けた分を出金したいと思い、トレーダーに連絡を取ったところ、出金手続きについては「カスタマーサービス」と連絡を取るように言われた。そこでカスタマーサービスに連絡した際、今はキャンペーン中で出金できないと言われ、出金可能な時期まで待ったが、今度は出金するには手数料がかかると言われ、詐欺だと気がついた。

SNSを介しての儲け話は大変危険です!

顔が見えない相手は、国籍、性別のほか、著名人のなりすましの可能性もあります。

入金先が個人口座となっている場合は特に注意が必要です!詐欺を疑いましょう。

サイトに個人情報の入力を求められても安易に入力したり、教えてはいけません。

「パソコンがウイルスに感染した」「電子マネーカードを購入して」は詐欺!~架空料金請求詐欺(サポート詐欺)~

自宅のパソコンでインターネットを閲覧していたところ、「ウイルスに感染した」「解除するには電話をする必要がある」旨の表示が画面に出たことから表示された番号(050から始まる番号)に電話をかけたところ、片言の日本語を話す外国人が出て、電子マネーカードを購入する必要がある旨説明され、言われるがままにコンビニで電子マネーカードを購入して番号を伝えた。

その後、番号が間違っている等と言われ同じ要領で複数回電子マネーカードを購入し番号を伝え、だまされた。

電話の相手から、電子マネーカードの購入に関し店員から「何に使うのか」等と問われても無視するように指示を受けていたとのこと

パソコンがウイルスに感染した旨の画面が出ても、表示された電話番号に電話をかけてはいけません!詐欺です!

慌てずに、パソコンのインターネット環境を切断して再度接続し直してみましょう。

不安に感じた場合は、家電用品を取り扱うお店や警察へご相談ください。

注意喚起「サポート詐欺動画」(外部サイトへリンク)

公的機関職員をかたる不審な電話に注意!~電話で「税金(医療費)を還付する」などとお話しすることはありません~

自宅の固定電話に、日本年金機構職員を名乗る者から「年金の還付金がある」「以前一度封書でお知らせしたが、本日が手続きの締切日である」「取引銀行とキャッシュカードのある銀行を教えてほしい」といった電話がかかってきた。電話の相手が本人確認をしたいという理由から、氏名、住所、生年月日を尋ねられ、利用している銀行を伝えたところ、相手は「ATMに着いたらサポートセンター」に電話をして欲しいと伝えられ、050から始まる番号を伝えられた。

その後、指定された電話番号に電話をかけ、相手の言われるがままATMを操作したところ、現金をだまし取られた。

犯人は、「カードと通帳の名義が一致しておらず操作がうまくいかなかった」等と嘘を言い、「他の銀行カードはあるか」といって同じ要領で次々と他のカードを操作をさせ、全てのカードから現金をだまし取ってきます。

「電話で還付金の話」や、「ATMに行け」「今日中に手続き」といった内容が含まれた電話は詐欺です!

犯罪発生週報(1月29日~2月4日)

特殊詐欺

ボランティア参加名目の架空料金請求詐欺

自宅の固定電話に、大手企業の名前を含む会社から電話があり、「私たちはボランティアで活動している会社で、ボランティアに協力してほしい。あとで、××という会社から電話があるので、あなたの番号を聞いてほしい」などと言われた。

この2,3日後、別の者から、電話があり、言われたとおりに、「私の番号は何ですか」と聞いた。

そうしたところ、相手から「免許証や病院の番号を伝えることは犯罪になる。あなたは大変な罪を犯しているので、弁護士に供託金150万円を支払わなければならない。今から社員が自宅に行くので、お金を渡してほしい」と言われ、自宅に来た男に現金150万円を手渡した。

その後、複数回にわたり現金を手渡し、最後に電話のあった財務局を名乗る者が「1月25日に、希望する銀行にお金を振り込みます」などと言われたが、振り込まれないことから、財務局に問い合わせ、このことが詐欺であったことに気付いた。

特殊詐欺を見抜く第一歩は、「電話でお金の話があれば詐欺!」がキーワード!

金融商品詐欺(投資詐欺)

Aさんは、令和5年10月下旬、インターネット上のSNSで知り合った女性とLINEで連絡を取り合い、女性から「私に経済学者の叔父がいる」「私の会社が経営難の時に叔父の指導で乗り切った」「叔父を紹介するからあなたの資産を増やしてみないか」などと投資話をもちかけられた。

Aさんは、女性から「経済学者の叔父」のLINEのアカウントを紹介され、その「叔父」が参加しているLINEのグループも紹介され有名な金融商品取引ツールと同じ名前のアカウントの者とも知り合った。

その後、その「叔父」やLINEグループの指示通り、令和5年11月中旬から12月中旬にかけて計6回、合計金額290万円を指定する口座に送金した。

1月3日、Aさんのところに金融商品取引ツール会社を名乗る者から「インサイダー取引の疑いがある」「解決のため口座残高の10%を納付する必要がある」などの内容のメールが届いたため、不審に感じ、当署へ届け出たところ、詐欺であることに気が付いた。

うまい儲け話にのらない!顔が見えない相手の投資話を安易に信じない!SNS上のお金の請求には注意!

強盗事件の発生

1月29日月曜日午後11時過ぎ、富山市八尾町地内のぱちんこ景品交換所において、刃物使用の強盗事件が発生しました。現在のところ、判明している犯人の特徴は、「身長175cm~180cmくらい、黒色系上着に灰色のズボン、ベージュ色の帽子と灰色のマスク」です。

付近にお住まいの方のほか、県民の皆さんも、自身の安全確保に注意してください。

事業者の皆さんは、来店客への積極的な声掛け、防犯カメラ等防犯設備の点検、従業員に対する防犯指導の徹底、駐車場や周囲の巡回(ナンバーチェック)をお願いします。

犯罪発生週報(1月22日~1月28日)

特殊詐欺

金融商品(投資)詐欺

SNSで知り合った男性とメッセージのやり取りをするうちに、好意を抱きLINEでやり取りするようになった。男性から「君にはお金に困らない生活をして欲しい。僕は〇〇証券の幹部の友人と知り合いで、その人の言うとおり先物取引をすれば、すぐにお金持ちになれる」と言われた。そして、男性に言われるまま、教えられたサイトにアカウントを登録し、そのアカウントにお金を入金した。入金先は、相手が指示した個人口座であった。

入金後、サイトにアクセスしたところ、3倍以上の利益が付いていたことから、〇万円を自分の口座に移した。するとその後、カスタマーサービスから「口座が上限に達しており、高度認証プロトコルが必要になった。高度認証プロトコルには5万ドルが必要となる。支払えない場合は、口座を凍結する。」などとメッセージが来た。

そのことを、男性に相談すると「用意できない分のお金は僕が払うから、君は用意できるだけお金を入れてほしい」等と言われ男性が指定する口座に〇〇万円入金した。

副業や投資に関する被害や相談が多く寄せられています。

SNSを介した広告・個人口座への入金・必ず儲かるは投資詐欺の手口のキーワード!!

 

NTTファイナンスをかたる架空料金請求詐欺の相談が多く寄せられています

  • 携帯電話にNTTファイナンスの職員を名乗る男性から連絡があり、「あなたは昨年の〇月〇日から〇〇というサイトに契約した。料金が発生している。今日中に料金を支払わなければ、明日から訴訟手続きに入る。料金は30万円だが、今日支払ってくれれば料金を5パーセントにする手続きをする。この電話を切ったら支払いの手続きをすることはできない」と伝えられた。かかってきた番号は+から始まる番号であった。
  • 携帯電話に+から始まる電話がかかり、応答したところNTTファイナンスの職員を名乗り、「昨年〇月〇日から現在までの料金が未納である。料金利用料金に加え、延滞料や損害金等で合計29万円程である。本人確認のため氏名と生年月日を教えてほしい」と言われた。相手に対し、担当者の名前や電話番号、所在地の他、未納料金の詳細が記された書面の送付を求めたところ、相手は「明日にでも裁判の手続きに入るため、細かいことは教えられないし、詳細は携帯電話でも確認できるため書面は送付できない」と言われ、不審に思い電話を切った。
相手との会話で不審に感じた場合、それは詐欺です!会話の中にも、詐欺を見破るキーワードが必ずあります。相手に連絡先、所在地を尋ねたり、詳細な書面を送付してほしいと提案したり、質問するなどして相手の反応を確認することも被害を防ぐ大切なポイントです。

警察庁をかたる詐欺メールに注意

携帯電話に「警察庁からのお知らせ」といったタイトルのメールが届き、内容を確認したところ、「警察庁です。あなたのお子さんが犯罪を起こしました。賠償金を至急お支払いください。」と記載されており、口座番号が書かれていた。

公的機関がメールでお金を支払うよう催促することは絶対にありません。

 

犯罪発生週報(1月15日~1月21日)

特殊詐欺

「補助金がもらえる」といった表記や広告に注意してください

スマートフォンでインターネットを閲覧していたところ、画面上に「〇億〇千万円もらえる」といった内容の広告を見つけ、画面の指示通り操作した。すると「特別案内大型生活補助受付…」といったLINEアカウントからメッセージが来るようになり、「補助金をもらうためのポイントが足りないのでコンビニで電子マネーカード3千円分を購入してほしい」と指示され、指示された金額の電子マネーカードを購入しカード番号を写真に撮って送付した。

その後も、「ポイントが足りないため1万円分の電子マネーカードを購入してほしい」と言われ、不審に感じ、警察に相談。

副業を騙った詐欺に関する相談が多く寄せられています

ケース1

スマートフォンのインターネットを使い副業に関する広告を見つけ、そこから見ず知らずの相手と繋がり、LINEでやり取りしていると、副業の支援金がもらえるとの話を聞いた。この支援金をもらうためには手数料を支払う必要があり、電子マネーカードで指示された金額を支払った。すると、相手は支援金が増額できると話すので、手数料を複数回にわたって電子マネーカードで支払ったが、一向にお金がもらえず騙されたことに気が付いた。

ケース2

自宅でできる仕事を探していたところ、SNSにいいね!をつけ、その分ポイントをもらい換金できるサイトを見つけて登録した。登録した際、相手からLINEに連絡が来たことから、仕事のやり方を教えてもらい説明されたとおり行ったところ、2000円分のポイントをもらい、換金することができた。

その後、アプリのインストールを勧められ、指示どおりにアプリをインストールしたところ、アプリ上でポイントが増えていったが、相手から「FXをすればさらにポイントがもらえる」と説明を受け、指定された口座に現金を振り込んだ。アプリ内で売買を行ったところ、最初は利益が上がったが、その後、売買がうまくできずにタイムアウトとなったという理由から違約金の支払いを求められ、数十万円を振り込んだ。その後も別の取引に関する違約金の支払いを求められたことから、「払えない」旨伝えたところ、別のバイトを紹介された。紹介されたバイト内容は口座を開設し、口座に振り込まれるお金を別の口座に振り込むといったものであり、指示に従っていたところ、口座が凍結されことから不安に感じ警察に相談。

インターネットやSNS上での副業広告、投資に関する広告は危険が潜んでいます。犯罪被害に遭うだけでなく、犯罪に加担してしまう恐れがあります。

また、最近では、初めは少額の利益を出金させ、信じ込ませて多額の投資を求める手口も発生しており、注意が必要です。

震災に便乗した悪質商法に注意

震災便乗

県内においても、震災に便乗した不審な業者による訪問、電話が複数件確認されています。

不審な業者の訪問には、名刺や身分証で相手の身分や連絡先、車のナンバー等を確認してください。

 

 

 

 

犯罪発生週報(1月8日~1月14日)

特殊詐欺

金融商品(投資)詐欺が発生

インターネット上のSNSで知り合った女性とLINEで連絡を取り合い、女性から「私の叔母はアメリカに住み、投資で儲けている」「叔母は銀行の役員をしているから叔母からデータをもらえば安定して収益を得ることができる」「私もそれで成功している」等と投資話を勧められた。女性に勧められたとおり、暗号資産用の取引口座を開設して暗号資産を購入し、指定された口座に2回に分けて合計約45万円分を送金した。その後、送金したお金を出金しようとしたところ、「多額の出金をするには、さらに1万ドル投資しないといけない」等と言われたため、だまされたことに気が付いた。

SNS等だけでやり取りしている顔が見えない相手の投資話を安易に信じてはいけません。

見ず知らずの個人名義や実態が判然としない法人名義の口座に入金しないようにしましょう。

街頭犯罪

震災に便乗した犯罪に注意

氷見市内の空き家において、侵入窃盗の被害が発生しました。

避難中や不在時の住宅を狙った空き巣被害の防止のため、カギかけ等の防犯対策をお願いします。

災害時には、被災者の困惑や混乱、不安につけ込み、又は救援しようとする方の善意を踏みにじる悪質犯罪の発生が懸念されます。

全国では、

  • 応急危険度判定の登録認定資格を有していない業者が独断で家屋に倒壊危険度を記した張り紙を行い、電話連絡を求めるなどして解体・補修工事の勧誘を行う
  • 本来必要がないのに○○が壊れているから工事が必要、保険を利用すれば実質的に無料で修理できるなどと契約を迫る
  • 公的機関や実在する事業者を装って訪問販売や電話勧誘を行う

などの事例が確認されており、トラブルが発生しています。

避難中や不在時の住宅を狙った空き巣被害や出店荒らし、避難所等での置引き等にも注意が必要です。

緊急時には、110番通報してください。

相談の場合は、警察相談電話「#9110」に相談してください。

自転車盗に注意

冬場ですが、自転車の盗難被害が多く発生しています。被害にあった自転車のほとんどがカギのかかっていない自転車です。

自転車から離れる際には必ずカギをかけましょう。

 

 

犯罪発生週報(12月25日~1月7日)

能登半島地震に際し、被災された皆様にはお見舞いを申し上げます。

お怪我をされた皆様には、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

特殊詐欺等

「臨時支援金が受け取れる」などといったメールに注意

携帯電話に、送信元を厚生省臨時支援金受付と騙り、電子マネーカードで2,000円の手数料を支払えば、5億8,500万円を受け取れるといったメールが届いた。

その後、記載されたとおり電子マネーカードを購入し、送信フォームに電子マネーカードの番号を入力するも、手数料が足りないなどとのメールが再度送信され、詐欺だと気付いた。

電話やメールで電子マネーカードの購入を指示された場合は詐欺です!

ハガキによる架空料金請求詐欺(料金未納)に注意

自宅に「○○法律事務所」という差出人から、「携帯電話の利用料金6,800円が未納である」という内容のハガキが届いた。

そこで、自身が契約する携帯電話会社のカスタマーセンターに連絡を入れて確認したところ、「料金が未納であれば、まずは携帯電話の利用は停止され、携帯電話会社からハガキが届くはずである」旨教示され、法律事務所からのハガキは詐欺だと気づき、被害を防いだもの。

不審・不安に感じた際は、自分で調べた正規の契約先に連絡し、確認してみることが大切です!

サポート詐欺被害に注意

インターネット閲覧中に、ウイルスに感染したかのような嘘のポップアップ画面を見せて、偽のサポート窓口に電話をさせ、ポップアップ画面を消すなどによってウイルスを除去したかのように見せかけ、修理費用名目等でお金をだまし取ろうとする詐欺です。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のサポート詐欺対策の特集ページ(外部サイトへリンク)

上記サイトでは、サポート詐欺のポップアップ画面表示と同様に、警告音が鳴るとともに、パソコン全画面に偽警告画面が表示される仕様となっており、対応方法を体験することができます。

震災に便乗する悪徳商法に注意!

震災時には、過去の事例から

  • 善意、被災者の方々を心配する気持ち
  • 屋以外に対する不安や混乱

に乗じた窃盗や詐欺、悪質商法などの犯罪発生が懸念されます。

具体的には、

  • 「国からの要請を受けて名古屋からきた、ブルーシートが足りていない地域を重点的に回っている。1メートル1,000円で10メートルから販売している」などといって、予約の申込用紙を配り、訪問販売する
  • 「屋根の瓦がずれているから直してあげる」と話し、相手が返答する隙を与えないまま屋根に上ってきた

といった事案が寄せられています。

下記のような話には注意が必要です↓

  1. 地震保険や火災保険の請求をサポートする(加入している保険会社等に直接確認しましょう。)
  2. 義援金、寄付金を募集している(公的機関が電話で義援金や寄付金を求めることはありません。募っている団体の活動状況や使途をよく確認しましょう。)
  3. 屋根や外壁を無料で点検する(点検後、このまま放置すると雨漏りや倒壊すると煽り、高額な請求をしてくる場合があります。)
戸締りは確実に行いましょう!
  • 無施錠の住宅を狙った空き巣被害や出店荒らし、避難所での貴重品の置引き等に注意しましょう。
  • 必ず自宅の玄関や窓のカギをかけ、不審者発見時には110番通報しましょう。

お問い合わせ

所属課室:警察本部生活安全部生活安全企画課

〒 930-8570 富山市新総曲輪1-7

電話番号:076-441-2211