更新日:2025年11月5日
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FAQ:警察官の業務
Q.警察学校を卒業したら、どこで働きますか?
卒業後は、県内の警察署の地域課に配属となり、主に交番で交替勤務をします。
地域警察官として警察業務の基本を身に着け、その後、本人の希望や適性に応じて、生活安全課、刑事課、交通課、警備課など、それぞれの分野に進みます。
地域警察官を志望し続け、その分野のプロフェッショナルを目指すこともできます。
Q.警察官の勤務形態について教えて下さい!
配属される部門等により、勤務制は変わります。
【通常勤務者】※警察本部で勤務する職員など
□勤務時間
平日8時30分~17時15分
□休日
土曜・日曜・祝日・年末年始
□当直勤務
月に1回程度、当直勤務があります
【毎日制勤務者】※警察署員など
□勤務日
原則、通常勤務と同じですが、土曜日や日曜日に勤務日が割り当てられることがあります
その際は、平日に休日が振り替えられます
□当直勤務
週に1回程度、当直勤務があります
【交替制勤務】※交番勤務員など
□勤務形態
「当番」→「非番」→「休み」を24時間ごとに繰り返します
□勤務時間
8時30分から勤務を開始し、翌日の朝8時30分までが勤務時間です。
※休憩時間あり、仮眠時間あり
Q.仕事中、危険なことはありませんか?
警察官は、災害現場での救助活動や犯人と対峙するような危険な現場で勤務することも時にはあります。
しかし、基本的には複数の警察官で対応し、各種装備品を活用することで、安全面に配意しています。
また、自分の身の安全を守るために、日頃から訓練や教養を積み、知識や技能の修得を行います。
警察学校でも、武道(柔道または剣道)、逮捕術を基礎から学びます。
Q.異動はどのくらいの頻度でありますか?
年に2回、4月と10月に定期の人事異動があります。
早い場合は1、2年ほどで異動する職員もいますが、長い期間、同一の所属で勤務する職員もいます。
Q.希望の配属先で勤務することはできるか?
勤務地や、仕事内容の希望は、事前に自己申告します。
希望通りになるとは限りませんが、自己申告の内容と職員の適性、家庭の事情などを踏まえ、配属先を決定します。
「山岳警備隊に入りたい」など、強く希望している配属先があるならば、日頃から積極的・前向きに勤務し、実績を上げれば目標への近道になるはずです。
Q.白バイ隊員になるにはどうしたら良いですか?
白バイ隊員になるためには、「二輪専科」という研修を受ける必要があります。
二輪専科は年に1回募集があり、受講希望者を募ります。
希望した職員の中から、選出された職員のみが研修を受講することができます。
憧れの白バイ隊員になるために、交番勤務時から交通の取締り等に尽力するなど、積極的に勤務して自己アピールするとよいでしょう。
Q.男性と女性で差異はあるのか?
警察学校での教養内容、勤務内容、昇任、給与等に差異はありません。
警察といえば「男性」というイメージが強いかもしれませんが、女性からの相談受理や事情聴取など、女性が必要とされる場面は多くあり、女性警察官も大いに活躍することができます。
