ストーカー対策の基本
3.ストーカー対策の基本
ストーカー対策の基本指針
- 早期に手を打つ
ストーカーの目的は、あなたのプライベートのすべてを知ることです。
自分の個人情報が全て盗まれる前に、その解決策をまず考えましょう。
- 個人情報の管理はしっかりと
公共料金の明細書など、氏名、電話番号、住所がわかるものは細かく破いてから捨てましょう。
また、ブログやSNS等インターネット上でもストーカーは簡単にあなたの情報を検索することができます。個人情報の書き込みには十分注意しましょう。
- 断固拒否の姿勢を示す
ストーカーは、狙った相手との感情的なつながりを特に求めています。
決して、優しさを見せてはいけません。犯罪をエスカレートさせるだけです。
- 一人で悩まない
ストーカー犯罪は、自分だけで解決できる問題ではありません。被害が深刻になる前に、警察をはじめ、信頼できる人に早めに相談しましょう。
- 被害にあったら記録を残す
犯罪を立証するには証拠が必要です。
ささいなことでも、内容や月日、時刻をメモし、保存しておきましょう。
早期解決のために
被害の拡大を防止し、あなたの不安を早期に解決するためにも、ストーカー被害の状況がわかる資料があれば、警察への相談の際に持参して下さい。
例えば、
- つきまとい等をされた日時・場所・車両ナンバー等をメモした手帳
- 嫌がらせ電話がかかってきた日時、その内容を録音したテープ
- 相手から送られてきたメールやSNS、画像等が保存されている携帯電話
- 相手から送られてきた手紙、写真、小包など
- ホームページ等の掲載内容や電子メールを保存したUSBや、その内容を印刷したもの
などです。
警察の援助とは
ストーカー被害からあなたを守るためには、あなた自身の強い意思と家族等の協力が不可欠であり、警察としても、できる限り自衛のための援助を行います。
例えば、
- ストーカー被害にあわないためのアドバイス
- 相手に対する対応方法のアドバイス
- 他の機関、団体の紹介
- 防犯ブザー等の防犯機器の貸出
などを行います。
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関連ファイルのダウンロード
ストーカー事犯対応の流れ(PDF:149KB)