更新日:2024年3月27日
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富山県警察少年サポートセンターでは、子供たちが性暴力の加害者にも、被害者にも、傍観者にもならないことを目的とした「くもくん教室」を実施しています。
小学校低学年の児童(1~3年)
絵本「おしえて!くもくん~プライベートゾーンってなあに?~」(出版:東山書房/監修:元慶応義塾大学小笠原和美教授)を教材に、
ことについて、空から子供たちを見守っている雲のキャラクター「くもくん」がわかりやすく教えてくれます。そして、自分や友達の身体を大切にしようという気持ちを育みます。
当県警少年サポートセンターでは、スライド化(パワーポイント)した絵本に音声を入れたり、絵本を見た後、クイズ形式で内容の振り返りを行うなど、子供たちの関心が高まるように工夫をして実施しています。
【絵本(東山書房)】
【クイズ形式で振り返り】
子供への性暴力については、従来から「自分がされていることの意味が分からず、被害を被害として認識できない」、「身近な人が加害者であることが多く、事件が発覚しづらい」など潜在化する傾向が指摘されています。
そのため、子供たちにプライベートゾーンの知識や対処方法(「いや」と言う、大人に相談する等)を教え、被害の発生や潜在化を予防することが必要となります。
関連サイト:警察庁「STOP!子供の性被害」(外部サイトへリンク)
小学2年生の児童を対象とした研究では、プライベートゾーンの知識やプライベート侵害場面における対処の知識の習得に効果があることが確認されています。
県内3カ所の少年サポートセンターで対応しています。
学校のエリアにより問い合わせ先が異なりますので、下記をご確認ください。
なお、お申し込みの際は、こちらの申込書をご活用ください。→くもくん教室開催申込書(PDF:83KB)
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