更新日:2021年7月21日
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北アルプスでは、7月の夏山シーズンでも登山道上に残雪が多く、特に剱沢等の大きな谷筋では雪渓が通年で残り、融雪とともに崩落の危険性が高まります。
夏山では夕立等の天候の悪化に注意し、風雨による低体温症や猛暑による熱中症に警戒が必要です。
登山時には日々変化する残雪状況や気象情報を事前に確認し、リスク回避のための装備等の準備をしましょう。
2020年中の富山県内の山岳遭難事故発生件数74件の半数以上の40件が7月、8月の夏山期間中に発生しています。
【夏山遭難事故の特徴】
適度に休憩を取りながら、足場を確認しつつ一歩一歩慎重に歩きましょう。
帽子等を着用し、こまめに水分とエネルギーを補給しましょう。
山の天候は変わりやすいことから、防寒着や雨具等を必ず携行しましょう。
単独行動を控え、地図やコンパス、スマートフォン等のGPS機能を活用し、逐次ルートを確認しましょう。
●7月17日浄土山の状況です
●7月17日雷鳥沢キャンプ場の状況です
●7月17日剱岳の状況です
●7月17日雄山三ノ越の状況です
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