犯罪被害者等支援について

犯罪被害者等の現状と支援の必要性

犯罪被害者とそのご家族やご遺族には心身の被害以外にも様々な問題が

降りかかることが少なくありません。

 

• 心身の不調
• 医療費負担や転職、失職にともなう経済的困窮
• 捜査や裁判過程での精神的・時間的負担
• 周囲からの噂やマスコミ報道等による精神的負担

 

犯罪被害者とそのご家族やご遺族が再び平穏な暮らしを取り戻すため

に警察はさまざまな支援策を設けています。

犯罪被害給付制度・国外犯罪被害弔慰金等支援制度

犯罪被害者のご遺族または犯罪被害による重大な障害を受けられた方

およびそのご家族に対して国が犯罪被害者等給付金を支給します。

 

犯罪被害給付制度

給付の種類	内容
遺族給付金	犯罪被害者の収入とその生計維持関係遺族の人数に応じて算出した額 ◎一定の生計維持関係遺族がいる場合 上限額：2,964.5万円 （生計維持関係遺族に8歳未満のご遺族がいる場合は、その年齢・人数に 応じて上限額に加算） ◎上記以外の場合 上限額：1,210万円
重傷病給付金	負傷または疾病から3年を経過するまでの保険診療による医療費の自己負担相当額と 休業損害を考慮した額 上限額：120万円
障害給付金	犯罪被害者の収入と残った障害の程度に応じて算出した額 ◎重度の障害（障害等級：第1～3級）の場合 上限額：3,974.4万円 ◎上記以外の場合 上限額：1,269.6万円

 

国外犯罪被害弔慰金等支給制度

給付の種類	内容
国外犯罪被害弔慰金	◎日本国外での犯罪被害により死亡した場合 200万円（ご遺族）
国外犯罪被害障害見舞金	◎日本国外での犯罪被害により障害が残った場合 100万円（本人）

 

警察の各種犯罪被害者等支援

◎犯罪被害者等への配慮および情報提供

• 警察相談専用電話「＃（シャープ）9110番」
• 性犯罪被害相談電話「＃（シャープ）8103（ハートさん）番」（外部サイトへリンク）
• 利用可能な制度、窓口機関等が掲載されたパンフレット「被害者の手引き」（外部サイトへリンク）

 

 

◎精神的被害回復への支援

専門家によるカウンセリングならびに費用負担

 

◎犯罪被害者等の安全の確保

関連情報の教示や犯罪指導等を通した再被害防止措置の実施

 

◎犯罪被害者等支援推進のための基盤整備

専用の事情聴取室や車両の利用、指定警察職員による支援活動の

推進

 

◎国民の理解の増進

犯罪被害者等支援にかかる各種広報活動や講演活動

とやま被害者支援センターの各種支援

◎電話相談・面接相談

専門相談員による電話・面接相談の実施

 

◎直接的支援

自宅・病院・警察・検察庁・裁判所等への付添い

 

◎被害者自助グループへの支援

交通死亡事故のご遺族を対象に自助グループ活動を通して気持ちを

分かち合い、孤立感の解消を促進

 

◎広報・啓発活動

県民に被害者の置かれた立場を周知、理解してもらうことで支援を

促進

犯罪被害者等の各種窓口

各種相談ホットライン

「＃9110」から相談窓口をご案内するほか、直接相談できる

各種ホットラインもあります。

 

◎犯罪被害者ホットライン

電話：03-3597-7830

受付時間：午前8時30分～午後5時15分（平日のみ）

対象：犯罪被害者およびそのご遺族、ご家族

内容：こころの悩みの解消を目的としたカウンセリング

 

◎性犯罪被害相談電話（ハートさん）（外部サイトへリンク）

電話：＃8103

受付時間：24時間

対象：性犯罪被害者

内容：性犯罪にあわれた方が話しやすい相談

 

◎ヤング・テレホン・コーナー

電話：0120-873-415

受付時間：午前9時00分～午後5時15分（平日のみ）

対象：少年・少女とその保護者および関係者

内容：少年・少女にかかわる相談、窓口の紹介

 

◎行方不明相談

電話：03-5281-0123

受付時間：午前8時30分～午後5時15分（平日のみ）

内容：家族の行方不明や震災時の行方不明等の行方不明届に

関する相談

 

◎暴力ホットライン

電話：03-3580-2222

受付時間：24時間

対象：暴力団関係で被害を受ける者

内容：暴力団関係での困りごとの相談

 

◎薬物・銃器ホットライン

電話：03-3593-7970

受付時間：24時間

内容：薬物・拳銃関係の情報提供のお願い

 

◎サイバー犯罪相談窓口

電話：03-5805-1731

受付時間：午前8時30分～午後5時15分（平日のみ）

内容：サイバー犯罪、サイバーセキュリティ等に関する対処

方法や情報提供