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更新日：2024年4月20日
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富山県警察捜査懸賞金制度の実施
富山県警察において、広く県民（国民）から重要凶悪犯罪等の被疑者検挙に資する情報の提供を受けるため、一般財団法人富山県警察協会の協力援助を得て、富山県警察捜査懸賞金による懸賞広告制度を実施しております。（平成27年4月7日制定）
【富山県警察捜査懸賞金制度について】
1 富山県警察捜査懸賞金制度の概要
富山県警察捜査懸賞金制度は、富山県警察本部長が指定する事件に関し、民法第529条と第532条の規定に基づき、重要凶悪事件等の検挙に結び付く有力な情報を提供した方に対して懸賞金を支払う旨を広告し、有力な情報を提供した方のうち優等者に対して、富山県警察捜査懸賞金取扱要綱に基づき、一般財団法人富山県警察協会から上限額の範囲内で支払うもの。
2 広告の実施
(1) 要件（対象事件）
〇公開指名手配がなされている被疑者のうち、富山県警察本部が重要なものと認めた被疑者に係る事件
〇社会的反響の大きい特異又は重要な事件であって、次の要件をいずれも満たすもの
・殺人、強盗、放火、強制性交等（刑法の一部を改正する法律（平成29年法律第72号）による改正前の刑法（明治40年法律第45号）に規定する強制性交等を含む）、略取誘拐その他被害者の生命・身体に重大な損害を及ぼした事件
・脅迫その他の方法により、公務又は事業活動の遂行に重大な支障を及ぼした事件
・犯罪捜査規範第22条に基づき、捜査本部を設置している事件
・該事件捜査に関連する情報資料を総合的に判断し、事案の内容、捜査の状況等に照らして、広告を実施
して情報提供を促進することが有用かつ適切であると認められる事件
(2) 上限額
原則として300万円（ただし、特に必要があると認める場合には、1,000万円を超えない範囲内で増額することができる。）
(3) 応募期間
原則として1年間（ただし、特に必要があると認める場合には、期間を延長又は短縮することがある。）
(4) 広告
富山県警察本部長が、対象事件名、懸賞金の支払の対象とする行為、懸賞金の上限額、懸賞金の支払の決定方法、応募の期間、懸賞金の支払の除外事由及び情報受付部署を富山県警察ホームページに掲載することにより、広告を実施。
3 富山県警察捜査懸賞金の支払
情報提供者に対し、被疑者の検挙又は事件の解決への寄与の度合いに応じて、広告した上限額の範囲内で一般財団法人富山県警察協会から支払。情報提供者が複数ある場合には、その度合いに応じて、広告した上限額の範囲内で一般財団法人富山県警察協会から支払。
匿名者、警察職員、被疑者本人、共犯者及び情報入手の過程で犯罪等を行った者等は支払対象から除外。
4 手続
広告の実施及び富山県警察捜査懸賞金の支払については、事件主管課長からの申請に基づき、富山県警察本部長が富山県警察捜査懸賞金審査委員会に諮問の上、決定。
