令和５年度第２回富山西警察署協議会

 

　会議の概要

　業務概況の説明

　　　令和５年５月から８月までの事件・事故等の取扱状況や当面の業務重点についての説明

　質疑応答

　【 委員 】

　　　熊の人的被害の防止について、熊が出没した際に安全メールが配信されているが、根本的な解決にはつながらないのではないでしょうか？

　【 警察 】

　　　現在、富山西警察署及び富山南警察署の管内では熊の目撃情報が多数あり、熊の目撃情報があれば関係機関と情報共有しています。

　　　根本的解決には、熊の生息地を確保するための森林保全こそ効果的であると考えていますが、これは自治体の所管事務となるため、富山西警察署は富山南警察署と情報共有を密にして、引き続き安全メールの配信やマイク広報等による人的被害の防止に努めてまいります。

　

　【 委員 】

　　　自転車盗被害防止のため、被害者の年齢層、被害場所の傾向を分析してアピールしてはどうか？

　【 警察 】

　　　当署管内では、無施錠の自転車の盗難被害が７割から８割程度で推移しており、学校での被害が多く、自転車の施錠を呼び掛けてはいるものの、徹底されていないのが現状です。車上ねらいについても無施錠での被害が９割にも上っていることから、鍵さえかければ多くの被害は防ぐことができると考えられます。

　　　引き続き、鍵かけキャンペーン等を実施し、鍵かけ意識の浸透を図ってまいります。

　諮問事項

　　　「特殊詐欺被害防止」について

　　　生活安全課長が当署管内における特殊詐欺被害の現状や当署の取組みについて説明した上で、特殊詐欺被害防止の意見を求めた。

　【 答申 】

　　　・　一人で悩まず誰かに相談することを浸透させる

　　　・　警察署など相談しやすい機関の電話番号を繰り返し広報する

　　　・　ＰＤＣＡサイクルに従って各種対策をブラッシュアップする