印刷

更新日:2023年6月2日

ここから本文です。

サイバー犯罪とは

サイバー犯罪(Cybercrime)とは

コンピュータ技術及び電気通信技術を悪用した犯罪をいいます。
サイバー犯罪は、

  1. コンピュータ・電磁的記録対象犯罪
  2. 不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反
  3. その他のサイバー犯罪

の3つの類型に該当するものが挙げられます。
具体的には、それぞれ次のような場合を指します。

1.コンピュータ、電磁的記録対象犯罪

  • 金融機関などのオンライン端末を不正操作し、無断で他人の口座から自分の口座に預金を移した(電子計算機使用詐欺罪)
  • サーバコンピュータに保存されているホームページのデータを無断で書き換えた(電子計算機損壊等業務妨害罪)

などをいいます。

2.不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反

  • 他人のID、パスワードを無断で使用して、ネットワーク越しにコンピュータを不正使用した場合(なりすまし行為)
  • 不正なプログラムを使用する等して、コンピュータの安全対策上の不備(セキュリティ・ホール)を突き、ネットワーク越しにコンピュータを不正使用した場合(セキュリティ・ホール攻撃)
  • コンピュータを利用するためのID、パスワード等を、利用者に無断で第三者に教えた場合

  • 他人のID、パスワードを不正に取得・保管・入力要求した場合

などをいいます。

3.その他のサイバー犯罪

  • 電子掲示板に販売広告を掲示し、覚醒剤等の違法な物品を販売した
  • インターネットオークションで、自分が持っていない品物を出品し、落札者から代金をだまし取った
  • インターネットに接続されたサーバコンピュータにわいせつな映像を置き、これを多くの人に対して閲覧させた

など、犯罪の実行にあたりネットワークを利用した場合をいいます。

サイバー犯罪の情勢

 デジタル化の進展に伴い、今やサイバー空間は社会経済活動の場として、例えば実空間における学校や公園や図書館といった、公共施設に勝るとも劣らない機能と役割を担っています。

 サイバー空間には、子供から高齢者まで幅広い世代が参画するようになっている一方で、新しいサービスや技術を悪用した犯罪が続々と発生し、その手口は悪質・巧妙化の一途をたどっています。

 

サイバー犯罪対策課サイトマップ

被害防止の基本

情報セキュリティ対策ビデオ、動画

富山県警察公式Youtubeチャンネル

情報セキュリティ対策ビデオ貸出し

情報セキュリティ対策広報紙

その他コンテンツ