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特殊詐欺被害・未遂・前兆事案の報道一覧(平成27年)

最終更新日:2016年1月11日

息子をかたる特殊詐欺(たのんちゃ詐欺)被害の発生について(5月16日)

息子をかたる特殊詐欺(たのんちゃ詐欺)被害の発生について(滑川署)

1 発生日
  5月15日

2 被害者
  滑川市在住のA(70歳代・女性)

3 被害額
  500万円

4 事案の概要
(1) 5月15日午前10時頃、Aさん宅に、息子をかたる男から電話がかかり、「会社の大事な荷物をなくしてしまった。中には1,300万円入っていた。一時的に立て替えてくれないか。月曜日の昼には返しに行く。上司と二人で行くから昼ご飯を用意してほしい。この話は誰にも言わないでほしい。」等と言われた後、
  上司のカワムラと名乗る男が電話に出て、同男から「息子さんは何もかもなくし、電話もなくした。これからはこの電話番号に電話をかけてほしい。」等と言われ、新しい携帯電話番号を告げられた。
(2) しばらくして、息子をかたる男から電話がかかり、「警察に届け出た。家の方に連絡が入っていないか。」等と言われたが、連絡はないと答えると電話が切れた。
  その後、名古屋の荷物預かり所のアリタと名乗る男から電話がかかり、「息子さんの荷物を預かっている。違う人に荷物を渡せないので、息子さんの生年月日を教えてほしい。」「今日の午前9時から午後2時までの間しか荷物を受け取れない。本人しか受け取れない。」等と言われたため、Aさんは先ほど告げられた携帯電話番号に電話をかけて、荷物が届いていることを伝えた。
(3) しばらくして、息子をかたる男から電話がかかり、「荷物を取りに行ったが、午後2時を過ぎていて受け取れなかった。月曜の昼に返しに行くので、お金を貸してほしい。いくらであれば用意できる。」等と言われた。
  Aさんは、500万円用意できると告げたところ、上司のカワムラと名乗る男が電話に出て、同男から「それでは、私の妻が800万円用意するので、500万円を貸していただきたい。私の息子が富山にいるので取りに行かせる。」等と言われた。
(4) その後、カワムラと名乗る男から電話がかかり、「私の息子がお宅の家の近くにいるので、お金を持って出てきてほしい。」等と言われたため、Aさんが自宅に保管していた現金500万円を封筒に入れて、自宅の外に出たところ、カワムラと名乗るサラリーマン風の若い男がいたことから、同男に現金500万円が入った封筒を手渡した。
(5) その後、Aさんが家族にこの件を話し、本当の息子に確認した上で、詐欺の被害にあっていることに気付き、当署へ相談に訪れたもの。

5 特に注意喚起していただきたい事項
○ 息子や孫をかたって電話をかけ、トラブルが発生したことを装い、急いで現金を用意するよう要求するのは、特殊詐欺の手口です。
  電話の声だけで見破るのは困難ですので、本人が以前から使用している電話番号にかけ直して確認するなどして、注意してください。
○ 特殊詐欺の被害に遭わないよう、家族で事前に話し合って、電話での呼び掛け方や合言葉、電話でお金の貸し借りの話はしないこと等を約束しておくなど、犯行グループからの電話に備えてください。
○ 不審な電話があった場合は、一人で悩まず、警察へ相談してください。

【 情報発信元 】
警察本部 刑事部 捜査第二課 電話:076-441-2211  [ お問い合わせフォーム
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