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特殊詐欺被害・未遂・前兆事案の報道一覧(平成26年)

最終更新日:2015年2月26日

融資保証金名目の特殊詐欺(なりすまし詐欺)被害の発生について(4月8日)

融資保証金名目の特殊詐欺(なりすまし詐欺)被害の発生について(富山中央署)

1 発生日
  3月上旬から3月12日までの間

2 被害者
  富山市在住のAさん(70歳代・男性)

3 被害総額
  151万200円

4 事案の概要
(1) 3月上旬、Aさんが経営する会社事務所に、中小企業をサポートするためのローン会社と称する株式会社SYCから融資の案内文書がFAX送信されてきた。
  3月10日、Aさんが、200万円の融資を受けるため、当該文書の申込欄に必要事項を記入し、同社へFAX送信したところ、同社から見積書等がFAX送信されてきた。
(2) 3月11日、同社の鈴木と名乗る男から電話がかかり、「見積書のとおり、契約事務取扱手数料として17万5,000円を振り込んでほしい。」と言われ、Aさんが、指定された口座に現金を振り込もうとしたが、当該口座は凍結されていた。
  その後、Aさんが、その旨を鈴木に伝えたところ、別の口座を指定され、当該口座に現金17万5,000円を振込送金した。
  同日、再び鈴木から電話がかかり、「融資を受けるには、保証会社と保証契約を交わす必要がある。担当のタジマに電話をかけてほしい。」等と言われ、電話番号を告げられた。
  Aさんが、当該番号に電話をかけたところ、応対したタジマと名乗る男から「毎月の返済金額8万8,000円の3回分となる26万4,000円を保証料として支払ってほしい。振り込んだお金は、公正証書ができたらお返しする。」等と言われ、指定された口座に現金26万4,000円を振込送金した。
(3) 3月12日、タジマから電話がかかり、「送金依頼人欄は、会社名ではなく、個人名にしてほしい。もう一度、振り込み直してほしい。」等と言われ、Aさんは、指定された口座に現金26万4,000円を振込送金した。
  同日、再びタジマから電話がかかり、「名前の後に、お客様管理コードを入力しないと、この融資に関する保証金であると確認できない。名前の後に、「67CBL」を入力して振り込み直してほしい。」等と言われ、指定された口座に現金26万4,000円を振込送金した。
  同日、再びタジマから電話がかかり、「「67CBL」は間違っていた。契約書の番号は「89BGL」である。再度、振り込み直してほしい。」等と言われ、指定された口座に現金26万4,000円を振込送金した。
  同日、さらに、タジマから電話がかかり、「これまで、保証金を送金したので、融資の総額は279万2,000円になった。その1割である27万9,200円を支払ってほしい。名前の後には「56CTN」を入力してほしい。」等と言われ、指定された口座に現金27万9,200円を振込送金した。
(4) その後、タジマから電話がかかり、「名前の後に入力するのは、「56CTN」ではなく、「56CPN」である。」等と言われ、融資を受けることができなかったことから、不審に思ったAさんは、金融機関へ相談した上、当署へ届け出たもの。
※ 東京都千代田区丸の内を所在地とする株式会社SYCは、商業登記がなされていない。

5 特に注意喚起していただきたい事項
○ 融資の申込みに際し、「保証金が必要」等と口実を付けて、現金を振り込ませるのは、特殊詐欺の手口です。正規の貸金業者では、融資を前提に現金の振込を要求することはあり得ませんので、いかなる名目であっても、融資より先に現金を振り込まないでください。
○ 特殊詐欺の犯行グループは、実在する貸金業者等を装っている場合がありますので、融資を申し込む際は、電話帳や電話番号案内等で電話番号を調べて確認してください。
○ 会員登録していない会社から届いたFAXやダイレクトメールは、それだけで注意が必要です。不審なFAX等があった場合は、一人で悩まず、警察へ相談してください。

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警察本部 刑事部 捜査第二課 電話:076-441-2211  [ お問い合わせフォーム
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