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特殊詐欺被害・未遂・前兆事案の報道一覧(平成26年)

最終更新日:2015年2月26日

社債取引をめぐる特殊詐欺(なりすまし詐欺)被害の発生について(4月11日)

社債取引をめぐる特殊詐欺(なりすまし詐欺)被害の発生について(富山中央署)

1 発生日
  4月1日から4月8日までの間

2 被害者
  富山市在住のAさん(70歳代・女性)

3 被害総額
  1,000万円

4 事案の概要
(1) 4月1日、Aさん宅に、B社のミタと名乗る男から電話がかかり、「富山県に新しく老人ホームが建つ。その老人ホームを利用しないか。」等と言われたが、Aさんは断った。
(2) 4月2日、Aさん宅に、C社のカワサキと名乗る男から電話がかかり、「B社から、あなたの名前で、1,000万円が当社に入金された。この入金は、ネットバンクを利用したものであるため、都合が悪い。」「あなたは、B社に名義を貸していないか。」等と言われ、Aさんは、名義を貸した覚えはない旨を伝えた。
  その後、Aさんが、ミタに電話をかけて問い合わせたところ、ミタから、「当社の名前ではなく、あなたの名前で、C社の社債1,000万円分を購入した。C社に対し、当社の名前は絶対に出さないでほしい。」等と言われた。
(3) 4月3日、再びカワサキから電話がかかり、「あなたは、名義貸しをしていないか。本当のことを話してほしい。」等と問い詰められ、Aさんが、ミタとのやり取りについて説明したところ、「当社は、間もなく上場する予定であり、近日中に監査を受ける。ネットバンクを利用した入金は都合が悪く、現金でなければ監査に引っかかってしまう。1,000万円は口座振込で返すので、現金500万円を現金で入金してほしい。」等と言われた。
  Aさんが、ミタに電話をかけてその旨を伝えたところ、「絶対に返すので、立て替えてほしい。」等と依頼されたため、了承したAさんは、カワサキの指示に従って、現金500万円を宅配便で、在中品を「お菓子」と偽り、指定された東京都内の宛先へ送付した。
(4) 4月5日、カワサキから、現金500万円が届いた旨の連絡が入ったが、4月7日、再びカワサキから電話がかかり、「実は、更に500万円を支払ってもらわなければならない。  監査に引っかかってしまい、上場が遅れてしまう。支払ってもらえれば、すぐに返金の準備をする。」等と言われた。
  4月8日、Aさんは、カワサキの指示に従って、現金500万円を宅配便で、指定された東京都内の宛先へ送付した。
(5) 4月9日、カワサキから、現金500万円が届いた旨の連絡が入り、「社債と1,000万円を用意する。」等と言われたが、4月10日、カワサキの上司のサカモトと名乗る男から電話がかかり、「実は、更に1,000万円を支払ってもらわなければ、社債も1,000万円も渡せない。」等と言われ、不審に思ったAさんが、当署へ届け出たもの。

5 特に注意喚起していただきたい事項
○ 社債取引をめぐり、「あなたの名義で社債を購入した。」「現金を立て替えて支払ってほしい。」等と電話をかけるのは、特殊詐欺の手口です。
  すぐに返金するとの説明ですが、様々な口実を付けて、次々と金銭を要求してきますので、毅然として拒否してください。
○ 宅配便やレターパックでは、現金を送れません。
  これらで現金を送るよう指示するのは、特殊詐欺の手口ですので、絶対に送らないでください。
○ 不審な電話があった場合は、一人で悩まず、警察へ相談してください。

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警察本部 刑事部 捜査第二課 電話:076-441-2211  [ お問い合わせフォーム
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