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特殊詐欺被害・未遂・前兆事案の報道一覧(平成26年)

最終更新日:2015年2月26日

紛争仲裁名目の特殊詐欺(なりすまし詐欺)被害の発生について(5月1日)

紛争仲裁名目の特殊詐欺(なりすまし詐欺)被害の発生について(富山北署)

1 発生日
  3月22日頃から4月28日までの間

2 被害者
  富山市在住のAさん(70歳代・女性)

3 被害金品
  現金合計300万円及びキャッシュカード2枚

4 事案の概要
(1) 3月22日頃、Aさん宅に、紛争問題の仲裁等を目的とした申立機関と称する全国保全仲裁相談センターから、「訴訟内容に関する確認依頼」と題するはがきが届いた。
  同はがきには、「訪問販売会社があなたとの間に紛争問題が発生している為に裁判所に訴状を提出された事を通達します。会社名内容等につきましては、ご本人様より直接当センターにお問い合わせのうえご確認ください。尚、故意に放置した場合は原告側の言い分どうりの判決が出てしまい執行官立ち会いのもと、給与・不動産の差し押さえとなる場合がありますので十分にご注意ください。」「身に覚えがない場合には、悪質業者による被害の可能性も十分に考えられますので、早急にご連絡頂き、ご確認くださるようお願い致します。」等と記載されていた。
(2) 4月上旬頃、心配になったAさんが、同はがきに記載されていた問合せ先に電話をかけたところ、同センターの職員を名乗る男から、「良い弁護士がいる。この弁護士に頼めば、あなたが裁判に出なくても、全て上手くいく。供託金として300万円が必要であるが、そのお金は後で戻ってくる。」等と言われた。
  Aさんは、同男の指示に従って、4月4日から4月18日にかけて、6回にわたり、現金合計300万円をATMで指定された口座に振込送金した。
(3) その後、Aさん宅に、B法律事務所から、「受任契約書」及び「預り証明書」と題する書類が届くとともに、再び同男から電話がかかり、キャッシュカードを郵送するよう指示され、Aさんは、自己名義のキャッシュカード2枚を指定された東京都内の宛先へ郵送した。
(4) 4月25日、Aさん宅に、オオクボと名乗る男から電話がかかり、「キャッシュカードが届いた。暗証番号を教えてほしい。」等と言われ、Aさんは、暗証番号を伝えた。
  4月28日、Aさんの口座が開設されている北陸銀行岩瀬支店において、4月26日から4月27日にかけて、3回にわたり、Aさんの口座から現金合計300万円が県外で出金されていることを不審に思い、Aさんに確認したところ、「キャッシュカードを他人に預けた。」等と説明したことから、詐欺被害に遭っている可能性が高いと認め、当署へ通報したもの。
※ 全国保全仲裁相談センターは存在しない。

5 特に注意喚起していただきたい事項
○ 連絡を取らなければ、財産を差し押さえられてしまうと不安をあおる文書を送り付けるのは、特殊詐欺の手口です。
  一度電話をかけると、様々な口実を付けて金銭を要求してきますので、身に覚えのない内容であれば、安易に電話をかけないでください。
○ 特殊詐欺の犯行グループは、信頼できる話であることを装うために、公的機関や実在する弁護士事務所と混同させる名称をかたることがありますので、注意してください。
○ 不審な電話や郵便物等があった場合は、一人で悩まず、警察へ相談してください。

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警察本部 刑事部 捜査第二課 電話:076-441-2211  [ お問い合わせフォーム
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