債権購入権利買受け名目の特殊詐欺(なりすまし詐欺)前兆事案の発生について(8月1日)
債権購入権利買受け名目の特殊詐欺(なりすまし詐欺)前兆事案の発生について(射水署)
1 発生日
7月30日
2 相談者
射水市在住のAさん(70歳代・女性)
3 事案の概要
7月30日、Aさん宅に、B社から電話がかかり、「近々、Aさんの自宅近くに、C社(実在する大手流通グループ)のショッピングモールが建つ予定である。Aさんは、C社の債権を購入する権利を持っている。債権を購入する権利を売ってほしい。」等と言われたことから、不審に思ったAさんは、何故、自分の氏名がわかったのか尋ねたところ、「C社と金融庁が提携しており、本日、C社の債権を買う権利を持つ方々の名前が発表された。」等と言われた。
不審に思ったAさんが、当署へ通報したもの。
4 特に注意喚起していただきたい事項
○ 「債権を購入する権利を売ってほしい。」等と電話をかけるのは、特殊詐欺の手口です。
後日、様々な口実を付けて金銭を要求してきますので、毅然として拒否してください。
○ 特殊詐欺の犯行グループは、信頼できる取引であることを装うために、実在する著名な会社をかたることがありますので、注意してください。
○ 不審な電話があった場合は、一人で悩まず、警察へ相談してください。