情報提供会社に対する投資等名目の特殊詐欺(もうかるちゃ詐欺)被害の発生(1月12日)
情報提供会社に対する投資等名目の特殊詐欺(もうかるちゃ詐欺)被害の発生(魚津署)
1 発生日
平成28年12月4日から同月30日までの間
2 被害者
魚津市在住のA(40歳代・女性)
3 被害総額
621万7,180円
4 事案の概要
(1) 平成28年12月4日、Aさんの携帯電話に、副業をあっせんする内容のメールが届き、申込用のウェブサイトから、Aさんは自身の氏名や生年月日等を記載して申し込んだ。
(2) 12月5日、Aさんの携帯電話にB社のモリと名乗る男から電話がかかり、「当社は、競馬に関する情報提供を行っている会社である。いい情報元があり、高確率でレースを当てることができる。レースが当たった際に、配当金を渡すので、当社に投資してみないか。」等と言われた。
(3) 翌日、Aさんは、男から指定された口座に投資金として5,000円を振り込んだところ、モリからレースが当たった旨の連絡を受け、後日、レースの配当金として8,000円余りがAさんの口座に振り込まれたことから、B社に対する信用を深めた。
(4) その後、Aさんは、12月15日、モリから電話で、「年に1回の高配当のレースに参加しないか。」と誘いを受けて申し込みしたところ、後日、B社のウチダと名乗る男から電話がかかり、「レースが当たり、配当金は、2,492万円になる。法律上、高額の配当金をもらう方は、事前に税金を支払う必要がある。」「振込手続に誤りがあったので、200万円を振り込んでほしい。その200万円については、後日返金する。」等と言われ、12月16日から12月30日までの間、多数回にわたり、指定された口座に合計621万2,180円を振り込んだ。
(5) 12月31日になっても約束の配当金等が支払われなかったことから、Aさんは、不審に思い、親族に相談した上、当署に届け出たもの。
※ 当該振込先については、当署から金融機関に対して、口座凍結依頼を実施済み。
5 特に注意喚起していただきたい事項
○ 不審な電話やメールがあった場合は、一人で悩まず、警察へ相談してください。