孫をかたる特殊詐欺(たのんちゃ詐欺)未遂事案の発生について(7月25日)
孫をかたる特殊詐欺(たのんちゃ詐欺)未遂事案の発生について(射水署)
1 発生日
7月23日から7月24日までの間
2 被害者
射水市在住のAさん(70歳代・女性)
3 事案の概要
(1) 7月23日午後11時50分頃、Aさん宅に、孫の名前を名乗る男から電話がかかり、「携帯電話の番号が変わったからメモしてほしい。」等と言われ、携帯電話番号を告げられた。
7月24日午前11時頃、Aさん宅に、再び同男から電話がかかり、「大失敗した。旦那のいる女との間に子供ができた。弁護士に相談したところ、慰謝料として100万円を支払うことになった。お金が無いので、100万円を用意してほしい。」等と言われた。
Aさんが、100万円を用意できない旨を伝えたところ、同男から、「50万円は、サラ金で借りるから、残りの50万円を早急に振り込んでほしい。」等と言われ、Aさんは、金融機関の窓口で同男から指定された口座へ現金50万円を振込送金した。
(2) 同日午後4時頃、Aさんが振込送金した金融機関から、振り込んだ50万円が返金された旨の連絡があり、不審に思ったAさんが、本当の孫に確認した上、警察へ通報したもの。
4 特に注意喚起していただきたい事項
○ 息子や孫をかたって電話をかけ、トラブルが発生したことを装い、現金を要求するのは、特殊詐欺の手口です。
電話の声だけで見破るのは困難ですので、本人が以前から使用している電話番号にかけ直して確認するなどして、注意してください。
○ 特殊詐欺の被害に遭わないよう、家族で事前に話し合って、電話での呼び掛け方や合言葉、電話でお金の貸し借りの話はしないこと等を約束しておくなど、犯行グループからの電話に備えてください。
○ 不審な電話があった場合は、一人で悩まず、警察へ相談してください。